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2010年3月29日 (月)

土蜘蛛の正体

 英雄、源頼光と四天王による怪物「土蜘蛛」退治の話は人口に膾炙しています。かって日本列島に土蜘蛛と呼ばれる人々がいたようです。

 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると
 土蜘蛛(つちぐも)は、

1、天皇に恭順しなかった古代の土豪の名前。
2、日本に伝わる巨大な蜘蛛の妖怪で、別名「八握脛(やつかはぎ)」。
3、能の演目。五番目物の鬼退治物。土蜘蛛 (能)を参照。

 古事記や日本書記にも登場する彼らですが、穴居生活をし、独自の文化を持ち大和朝廷に従うのをよしとしない自立を目指した人々だったようです。一説では「手足が長い」ということから自由自在に山野を駆け巡る彼らの特質、すなわち鉱山技術者だった可能性が高いそうです。
 土蜘蛛という呼び名は、自分の支配下に入らない彼らに大和朝廷側が付けた蔑称で、もしかしたら頼光が退治したのも、その末裔達ではなかったかと想像します。

 土蜘蛛は、また国栖(クズ)や佐伯などとも呼ばれたそうです。ここからも土蜘蛛がけっして妖怪などではなく、人間であったことが分かります。古代豪族佐伯氏は、討伐されて大和朝廷に帰順した土蜘蛛だった人々かもしれません。

 大和朝廷は、ただ服従しないという理由で、土蜘蛛などという蔑称をつけ自由に生きる彼らを討伐したのでしょう。こう考えると熊襲や蝦夷も同様です。「サンカ」も、もともとの日本の先住民で大和朝廷の支配下に入るのを嫌った人々だったのかも知れません。

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コメント

国を統一。聞こえはいいですが、まさに弱肉強食、で、、歴史の勉強はやっぱり悲しくなります。

大和朝廷に滅ぼされたり、嫌々ながら支配下に入った一族。一体どれだけあったのかわかりませんが、彼らはもう消えてしまったのでしょうか?


天皇家は一応、今の時代まで続いています。
昔、支配下に入って生き延びた一族がいて、彼らの血筋も、皇室と同じように今も続いているかもしれません。
一族の歴史を自分たちの中だけで伝え続けているとか、、、

サンカの人たちが戦後まで、自分たちの暮らしを続けていたことを考えると、そういう家系があってもおかしくないと思うのです。

MMさん、コメントありがとうございます。

滅ぼされた一族は歴史の闇に紛れて今も連綿と続いていると思います。ただ現在は皇室を中心に日本がひとつにならなければいけないとき。

おとなしく生活し、くれぐれも日本の邪魔だけはしてほしくないと願います。

といいますのもサンカに連なる勢力が反日的動きをしているというふしがあるのです。日本に恨みがあるのは理解しますが、曲がりなりにもこの国で生活できたのも事実。よく考えて活動して欲しいと思います。

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