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2010年5月14日 (金)

山下財宝とマル福金貨

 皆さんは山下財宝という言葉をご存じですか?第2次大戦中の話なんですが、

 山下財宝とは…【フィリピンで一般的に語り継がれている伝説では、東南アジア(主にビルマ)から徴発した金塊をシンガポールからフィリピンで中継し、日本本土に海上輸送しようとしたが、潜水艦や航空機による海上輸送路への攻撃が激しくなったため、隠しておいて、終戦後に引き上げようとしたところ、関係者が戦犯として処刑されたため在処の情報が失われたとされている。】(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)


 写真はマル福金貨で呼ばれるもので、伝説ではこの金貨で2万5千枚くらいあると言われています。ただ実際は日本軍が軍票を乱発したことによるインフレと、米軍上陸前のフィリピン人の売り惜しみで物資不足に陥ったため、フィリピンの華僑系財閥から物資調達の協力を得るために日本本土から送られたものでした。

 ということはかなりの額が使用されたはずで、実際どれだけ残っていたかも疑問ですし、軍票を乱発したということは言われているほど金塊などの財宝がなかった何よりの証拠でしょう。

 マルコス大統領が巨万の富を得たのは、山下財宝を発掘したからだとまことしやかに言われていますが、実態はODA絡みで日本企業からの賄賂を貯めたんでしょう。道義的にも法律的にもばれたらまずいので財宝発掘などと称し煙に巻いたんだと思います。


 ただ、今でも幻の山下財宝を求めて現地フィリピン人はもとより日本をはじめ世界中の人たちが一攫千金を求めてジャングル地帯に入り込んでいます。財宝が全くないとまではいいませんが、思ったよりかなり少ないと思いますよ。それよりも見つかったのが大量の軍票だったというオチになりそうな気が…。
 しかも周囲には戦死した日本兵の大量の遺骨が…。なんまんだぶ、なんまんだぶ。見つけた人はちゃんと供養してくださいよ。罰があたりますよ!!!

 日本軍軍票は収集家に人気で、高値で取引されてますが莫大な量が見つかったとなると一気に暴落します。


 山下財宝は、M資金などと同様都市伝説の類であり詐欺師たちが利用しますから気をつけましょう。私が以前に記事に書いた「ナイジェリアからの手紙」みたいに…。

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