最近、故江畑謙介さんの最高傑作との呼び声高い『軍事とロジスティクス』を読了しました。10年以上前の本とは思えないほど現代でも通用する名著だと個人的には思います。ロジスティクスに関しては湾岸戦争で多国籍軍の補給を統括した米陸軍パゴニス中将の『山動く』という不朽の名著がありますが、日本人でもここまで書けるのかと江畑さんに改めて感心しました。
江畑さん亡き後、まともな軍事評論家は日本にほとんどいません。かろうじて合格点を上げられるのは河津幸英氏だけ。朝日の田岡とか神浦さんなどの逆神(軍事予想がことごとく外れる恐ろしい存在www)などは論外です。
それはそうと、本書には貴重な情報が満載でその中でもアメリカ海兵隊が遠征するときに準備する物資の一覧には狂喜乱舞しました。他ではちょっと見かけない貴重な情報なので嬉しくなってここでご紹介します。ただ11年前の数値なので現代では若干変わっているかもしれません。
今後ニュースを見る時、MEUが出動したと聞いたら「作戦予定は15日なんだな」とか「派遣規模は海兵大隊か?」などと我々素人でも理解できると思います。MEFが出動したら、もはや戦争だと理解できるはずです。いろいろ勉強になりました。 |
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