日本史上難攻不落の城一覧
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手抜き記事で申し訳ない。世界史難攻不落シリーズで精力を使い果たし、日本編は簡単に紹介するにとどめます。さらにランキング形式も止めます。時代背景、条件によって変わりますので。
【沼柵】
平安時代中期、後三年の役の主要舞台の一つ。秋田県横手市。清原家衡が源義家・清原清衡の連合軍を迎え撃った城。文字通り周囲を沼沢地に囲まれ難攻不落を誇った。
【唐沢山城】
栃木県佐野市。関東屈指の山城。藤原秀郷流佐野氏累代の居城で、上杉謙信、武田信玄、北条氏政と名だたる戦国大名の攻撃を撥ね退けた。
【久留里城】
千葉県君津市久留里。里見氏上総支配の拠点。なかなかの規模の山城で小田原北条氏の大軍を撃退した。おかげで里見氏は滅亡を免れる。
【高天神城】
静岡県掛川市土方。1571年武田信玄の攻撃を撃退。1574年武田勝頼の猛攻で落城。その後武田氏の城になるが、徳川軍が逆襲、勝頼が援軍を送らなかったことで家中の信望を失い滅亡の遠因となる。
【長篠城】
愛知県新城市長篠。有名な長篠合戦(設楽原の合戦)の舞台の一つ。豊川と宇連川に挟まれた断崖の先端にある。奥平伸昌率いるわずか500の城兵が守る城を武田勝頼が1万5千の兵で囲むが落城させられなかったことで織田徳川連合軍に野戦に持ち込まれ完敗。武田家滅亡の原因となる。
【豊臣大坂城】
ご存知城づくりの名手太閤秀吉が精魂込めて築いた城。秀頼の代に関東30万の大軍に囲まれるがびくともしなかった。家康に騙され外堀、内堀を埋められたのが運の尽き。
【吉田郡山城】
毛利元就の居城。広島県安芸高田市吉田町。尼子晴久3万の大軍に囲まれるが持ちこたえる。元就の将器もあったと思うが、山城としての防御力もかなりあったはず。
【月山富田城】
こちらは尼子氏の居城。島根県安来市広瀬町。標高184mの月山一帯が城域の広大な山城。大内義隆、毛利元就の攻撃を持ちこたえる。最後は調略で落とさざるを得なかったほど。
【豊後岡城】
大分県竹田市。有名な荒城の月の舞台。大友家の重臣志賀氏の居城。戦国末期、志賀親次が島津軍の攻撃を何度も撃退し大友家滅亡を救った。大野川と稲葉川に挟まれた断崖の上にあり前方は湿地帯という難攻不落さを誇る。
【熊本城】
城づくりの名人加藤清正が築く。大規模な石垣で有名。茶臼山全体が城域の平山城。その真価は西南戦争で発揮される。薩摩軍一万五千に囲まれた熊本城はわずか三千の守備兵で2か月の攻囲戦に耐えた。清正の城づくりが正しかった証明にもなると思う。
他にも色々あるんですが、今のところこれが私の日本の城ベスト10ですかね。もちろんダントツの1位は豊臣大坂城です。
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