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2019年3月 2日 (土)

陸軍飛行戦隊

Hikousentai

 飛行戦隊というのは、大東亜戦争期の日本陸軍航空隊で単一の機種(戦闘機なら戦闘機、軽爆撃機なら軽爆撃機だけ)で構成された飛行中隊を2個~3個集めて編成された基本単位です。
 
 だいたい戦闘機中隊で12機、その他で9機が定数ですから、
戦闘機戦隊で12×3で36機、そのほかの飛行戦隊で9×3=27機が定数でした。もちろん例外はあり、これより多い場合もあれば戦闘で消耗して定数割れの部隊も多かったのであくまで目安です。
 
 他国の空軍では航空大隊に当たります。今ちょうど懐かしの朝日ソノラマ文庫「陸軍航空隊全史」(木俣滋郎 著)を読んでいまして、マイブームなので記事にしてみました(笑)。
 
 一般の方でも名前くらいは聞いた事があると思いますが、加藤隼戦闘機隊というのがこれにあたります。正式な部隊名は飛行第64戦隊です。ちなみに64戦隊は一番よい時は42機保有してました♪
 
 
 
 陸軍航空隊の編制単位は大きい方から
 
◇航空軍…ある地域の航空作戦を統括する戦略単位。複数の飛行師団から成る。千機を超える事もある。
 
◇飛行師団…複数の飛行団、あるいは飛行戦隊から成る。200機~500機くらい。
 
◇飛行団…地上部隊では旅団に相当。2個戦隊で編成。
 
◇戦隊…基本単位。飛行団を通さず直接飛行師団隷下として編制する場合もあった。地上部隊の連隊に相当。
 
◇飛行中隊…単一機種で構成。戦隊から分離されて独立行動するケースもあった。
 
 ただし時代によって若干の変遷があります。
 
 
 戦隊の話に戻りますと、飛行戦隊には整備隊がくっついていました。整備しないと飛行機は飛べないからです。一方、警備や補給を担当する飛行場隊は最初戦隊の編制内に入っていたそうですがのちに大隊となって独立しました。
 
 これは当然で、飛行場大隊は主に飛行場の維持管理を担当するからです。どんどん移動することが前提の戦隊と分けられたのです。大規模な飛行場なら複数の戦隊が存在しますから、飛行場大隊がいくつもあっては指揮命令系統からも困ります。
 
 
 日本の戦隊と米英の航空大隊との違いは予備機の数でしょうか。日本の場合定数を満たすのも一苦労でしたが、あちらは最低でも定数の50%、へたしたら定数以上の予備機をもっていたそうですから凄いですね。日本の飛行戦隊で予備機をたくさん持っていたら贅沢だと羨ましがられた事でしょう。
 
 まあこれもケースバイケースで、「第○○戦隊は昭和19年には予備機○機持っていたはず」とかマジレスしないように(苦笑)。あくまで一般論として書いてますので(汗)。日本の全戦隊がすべて潤沢に予備機を持っていたら戦争に勝ってます(爆)。
 
 
 
 あまり一般受けしない趣味の記事ですが、最近戦記に凝りだしてるんでしばらくこの系統の記事が続くかもよ?(笑)

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