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2021年9月13日 (月)

タリバンとハザーラ人

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 タリバンがアフガニスタンを制圧し再び圧政を布くのではないかと国際社会で危惧されています。実際旧政府関係者の虐殺事件が後を絶たないそうです。タリバンを構成するのはアフガニスタンで全人口の40%以上と多数派を占めるイラン系のパシュトゥーン人です。次いで多いのは同じくイラン系のタジク人で27%。第3位は拮抗していてウズベク人とハザーラ人でともに9%前後です。

 ハザーラ人はそのルーツがモンゴルにあります。もちろん現在はコーカソイドの血もかなり入ってはいます。周囲はイラン系ばかりですからね。ハザーラ人が住んでいるのは国土中央部のヒンズークシ山脈に近い高原地帯でこのあたりをハザラージャドあるいはハザリスタンと呼ぶそうです。

 ハザーラの語源はペルシャ語で「千」を表すハザールから来ていると言われます。これはモンゴル帝国の千人隊のことでチンギス汗あるいはその後継者がこの地を征服した時、支配者として置いたモンゴル人部隊の末裔だそうです。現在ではイスラム教シーア派を信仰していますが、イラン系民族が多いアフガニスタンでモンゴル系民族は異質の存在で、モンゴル帝国の支配が終わるといきなり少数民族として迫害されます。

 ちなみにモンゴル千人隊末裔説は確定したわけではなく、他にトルコ系民族がモンゴル軍に追随してこの地に来た説、モンゴル時代ではなく11世紀セルジューク族の征西の時にくっついてきたトルコ系民族説、ユニークなものではクシャン朝臣民の末裔説などもありはっきりしません。

 ともかくアフガニスタンにおいては異分子であることに変わりなく、多数派のパシュトゥーン人からは特に憎まれます。タリバンが破壊した世界遺産バーミヤンの石仏はまさにハザリスタンの伝統的な首都バーミヤンにあり、タリバンにとって異教徒の仏教遺跡であるとともにハザーラ人の土地にあったことも憎しみの対象となり爆破したと言われています。

 支配民族が時代の移り変わりで他民族の憎しみを受け迫害される例は世界史上いくつかあり、エジプトで迫害されたユダヤ人もそうだと私は思っています。というのもエジプト中王国を滅ぼした謎の民族ヒクソスはパレスチナ地方に居た西セム系民族が主力だったとされるからです。当然ユダヤ人も含まれると想像するのは自然です。

 エジプト人がヒクソス支配を打破し成立したエジプト新王国時代、ユダヤ人が民族単位で多数エジプトに居た理由は、そうじゃないと説明付きません。かつての支配者として圧政を布いたためエジプト人に恨まれていたユダヤ人は、立場が逆転すると奴隷に落とされ迫害されます。ハザーラ人も同じような経緯でパシュトゥーン人から憎まれていたのでしょう。実はヒクソス=ユダヤ人説は旧ヤフーブログ時代に書いたんですが、キリスト教関係者と思われる人から猛攻撃された苦い記憶があります。イエス・キリストの出身であるユダヤ人が侵略者の子孫なのが我慢できなかったのでしょう。別に喧嘩腰にならなくても冷静に論理的に反論すれば良いのに、と当時感じました。思想とか宗教に毒された人は火病になる特徴でもあるんでしょうかね?(苦笑)それとももともとあちらの民族か?

 それはともかく、タリバンがハザーラ人を迫害するのは火を見るより明らかで民族浄化などの暴挙をしでかさないかと非常に憂慮しています。すでに虐殺は始まっているという報告もあり怒りを禁じ得ません。

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