理想的陸上自衛隊戦闘序列
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この前、航空自衛隊の飛行隊一覧を調べたので陸上自衛隊の師団・旅団一覧を書こうと思って調べたところ、あまりの貧弱さに書く気力が失せました。甲師団で9000名、乙師団で7000名いるはずが、ほとんどの師団が定数割れ、乙師団の7000名の定数すら満たさない部隊ばかりでした。こんなことではシナの侵略を防ぐことはできないと思い勝手ながらこれくらいは必要だろうと作成しました。
本来第7師団は3個戦車連隊編制ですが、日本の戦車連隊は連隊という名の大隊ですので思い切って現代米軍並みの戦車44両定数の大隊にしました。偵察戦闘大隊は米陸軍でいう機甲偵察大隊のことですが、陸自はたった1個しかないのでこれも大増強しました。こちらは戦車27両定数です。これに加えてM3ブラッドレー騎兵戦闘車みたいなものの編入を想定しています。米軍のブラッドレーのM2歩兵戦闘車とM3騎兵戦闘車の違いが分からないんですが、ただ装備部隊の違いなんですかね?だとしたら89式装甲戦闘車でも良いような気がします。第7師団以外の偵察大隊は装輪装甲車でも可です。本州の師団の戦車大隊は16式機動戦闘車を戦車の代わりにしても良いかも?
第7師団は44両×5+27両で計247両の戦車を保有します。これで米陸軍歩兵師団(という名の実質機甲師団)並みの戦車戦力になりますね♪一応師団は3個歩兵連隊、1個砲兵連隊基幹、旅団は2個歩兵連隊、1個砲兵大隊基幹にしています。第7師団以外は1個戦車大隊を有します。付け加えると第7師団の歩兵連隊は機械化歩兵連隊にすべきでIFV(歩兵戦闘車)装備にしてほしいですね。ないならAPC(装甲兵員輸送車)でも良いが…。
師団定数を16000名にしたのは米軍の戦時編制21000名にするほど大規模なヘリ部隊を持っていないからです。これでも1師団辺り4個くらいは旅団戦闘団が出来ますよ♪あとは米軍並みに通信大隊、補給大隊など後方部隊も充実させてほしいですね。ヘリ部隊は別途空挺師団を創設してそこに集中配備した方が良いと思います。工兵連隊を入れ忘れましたが、当然全師団に編入すべきです。
今考えたら最初から旅団戦闘団編制にすべきだったと気付きました。なるだけ原型を生かそうとして失敗しましたよ。ともかくここまで大増強する必要はないと思いますが、これくらいあるとシナは侵略する気が無くなると思いますけどね。
皆さんの理想の陸自編制はどうですか?(笑)
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空自ですが、悲惨なのですね。かつて、山本七平氏の「一下級将校の見た帝国陸軍」というものを読みましたが、ここでは『欠』という概念が出ていました。『員数主義』のつじつまあわせのひとつかと思います。これが、空自に引き継がれている、いや、引き継がれてはいないことを望みます。
あくまで、到達すべき目標を維持しているだけだと思います(思いたいです)。
空自は、戦後、アメリカ空軍(アメリカ陸軍航空隊)の指導の下に成立したと理解しております。当初は、陸軍航空隊出身者、海軍航空隊出身者も多いとはおもいますが、陸自とも海自ともことなった組織文化を形成したと思います(やや揶揄した、自虐的な言い方を引用して恐縮ですが、「伝統墨守・唯我独尊」とか、「用意周到・動脈硬化/用意周到・頑迷固陋」とか、それらとは、別の文化を空自は形成している筈ですゆえ。)
投稿: 松の木 | 2022年7月 2日 (土) 23時13分
松の木さん
空自はF-35部隊の充実とF-3開発を加速させ大増産F-15部隊を代替できるまでになれば理想的なんですが、それまでに確実に極東有事は起こりそうなので困ったものです。今の自衛隊は米軍を参考にして創設されたので考え方も欧米型になっていると信じたいですね。
投稿: 鳳山 | 2022年7月 3日 (日) 07時41分
早速の返信を恐縮です。空自は、「勇猛果敢・支離滅裂」だそうです。動画主様は、ご存じでもあえてお書きにならなかったのかもしれませんが(奥ゆかしいと思います)。戦後ずいぶん経ちますか、陸自海自、そして空自とも独自の組織文化を形成しているのだろうと期待します。
優雅独尊や、動脈硬化というのは、過去の話であってほしいものです。
最近、ウクライナのことがあり、テレビやYoutubeで、それぞれの方が出演されますが(たまに、陸自と空自とか、複数の幹部・元幹部)、やはり、雰囲気の違いがあるのかもしれません(自衛隊出身者は、微妙に気が付いているかもしれません)。
米空軍は、米陸軍航空隊が母体ですし、ドイツ空軍(ナチスドイツ)は、ドイツ陸軍(第一次大戦前)の出身者で形成されました。階級呼称を見ても、陸軍風です。それぞれ、なにか、出身母体の色合いが残っているのか、興味が湧きます。
投稿: 松の木 | 2022年7月 3日 (日) 11時54分
自衛隊内部の事は知らないので言及できませんでした。空自OBなら織田邦男元空将の大ファンなので、ウクライナ戦争の分析など参考にさせてもらっています。ウクライナ戦争でロシア軍の車列が続いているのをテレビでは総攻撃の準備か?と言っていた時、「補給に苦しんでいるのではないか?」と最初に指摘したのも織田さんだったと思いますし、ウクライナ空軍の活躍はNATOが国境沿いにAWACSを飛ばして情報を提供しているからだとも指摘しておられました。
投稿: 鳳山 | 2022年7月 4日 (月) 08時04分