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2023年2月

2023年2月27日 (月)

ムネオよ、ロシアにそう言えと命じられたのか?

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鈴木宗男氏「ロシアへの経済制裁やめれば北方領土は返ってくる」ムネオ節さく裂

 鈴木宗男の戯言を聞くと、ロシアってそこまで追い詰められているのかと感慨深いものがあります。去年2月24日に始まったロシアによる国際法違反のウクライナ侵略、ロシアンフレンズは戦争当初から「ウクライナに勝ち目はないから早々に降伏しろ」とほざきまくっていました。鈴木宗男然り、橋下徹然り。その他有象無象も数多くいました。

 ところが蓋を開けてみると、ウクライナは国民一丸となって暴虐な侵略者に抵抗しそれにアメリカを中心とする西側諸国が兵器援助、情報提供で助けました。結果、ロシアは当初の戦争目的であるウクライナのゼレンスキー政権を倒しウクライナをロシアの傀儡国家にするという目論みが外れ、泥沼の戦いに引きずり込まれています。

 欧米諸国は実際に兵士こそ送らないものの、それ以外のあらゆる手段でロシアを追い詰め、特に経済制裁でどんどん締め上げています。ロシアンフレンズはロシアに対する欧米の経済制裁は全く効いていないと主張していますが、ムネオにこんなこと言わせているくらいだから余程深刻なんでしょう。この前もアメリカのブリンケン国務長官がシナの王毅外交担当国務委員に「秘かにシナはロシアに兵器援助しているだろう?今後も継続するなら深刻な結果を招くぞ」と警告していましたからね。

 すでに半導体分野では欧米による現代版ABCD包囲網でシナは追い詰められています。シナとしては、このままアメリカに屈するも地獄、かといってロシアと心中するのも地獄です。どちらにしろロシアとシナに勝ち筋を見つけることは困難でしょう。ムネオよ、「ロシアに対する経済制裁を止めれば北方領土が返ってくる」だと?ふざけるのも大概にせい。そんなのは嘘八百に決まっておろうが(呆)。

 これまでロシアに何度騙されてきたと思っているんだ?経済援助をどれだけしたところで、メドベージェフが「日本を騙して経済援助を引き出すのが目的だった」と白状していたぞ。それに加担し何らかの利権を貪っていたのがムネオじゃないのか!

 それに日本だけが勝手にロシアへの経済制裁を止めたら、欧米から日本がレッドチームに寝返ったと解釈され、逆に経済制裁されるぞ。馬鹿も休み休み言え。鈴木宗男のようなロシアンフレンズの売国議員を抱えている時点で維新が全く信用できない売国政党だと分かりますね。それに創業者の橋下徹もロシアンフレンズというよりシナの走狗だし(呆)。

 皆さんは鈴木宗男の世迷言、どのような感想を持たれましたか?

2023年2月25日 (土)

自分で侵略戦争はじめておいてこの言い草(呆)

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ロシア前大統領 「特別軍事作戦を中止すれば、ロシアは粉々に引き裂かれて消滅」「ロシアの敗北を望むなら核兵器で自衛する権利がある」

 ネット上でどなたか(元陸将の渡部悦和さんだったかな?)が仰っていましたが、ウクライナ戦争はプーチンの世界観で始めたものなので西側の価値観では終わらないそうです。プーチンが物理的に居なくならない限り(死亡か失脚しないかぎり)停戦もあり得ず、もしプーチンが居なくなっても後継者が同じ価値観なら戦争はずっと続くという見方です。

 私もほぼ同意見です。そもそも西側の価値観を共有していたら、ウクライナに侵略戦争など仕掛けていなかったでしょう。経済合理性も軍事合理性もないからです。プーチンにとってはウクライナはロシアの一部。それがロシアから離れEUやNATOに入ろうとしていたから怒ったのだと。しかしあくまでロシア側の言い分であり、ウクライナにとっては大嫌いなロシアと一刻も早く離れ西側陣営に入って平和と経済繁栄を謳歌したいと思うのは当然です。ソ連時代に酷い目に遭ったのだから、ウクライナ人にとってロシアという国は絶対に信用できない国でした。

 ソ連崩壊後、バルト三国がいち早くロシアから離れたのも同じ理由です。ロシアが周辺諸国と良好な関係を築き民族弾圧もしなかったらここまで嫌われることは無かったと思いますよ。言わば自業自得。これはシナにも同じことが言えますな。自分たちのエゴで周辺諸国、周辺民族を弾圧してきたのですから、そのツケは自分自身で払うべきです。

 そもそも特別軍事作戦を始めなかったら、ロシア崩壊の危機になることもは無かったのです。最初プーチンはウクライナを舐めきって、3日もすればウクライナの首都キーウを占領しゼレンスキー政権を崩壊させることが出来ると見ていたのでしょう。ところがウクライナは、クリミア失陥を反省しアメリカはじめNATO諸国の援助を受けロシアの侵略に備えていました。ウクライナの予想外の抵抗で戦争は1年続き、まだ終結の見込みはありません。

 ロシアが一時的停戦を望んでも、ウクライナは数多くの国民を殺され領土を奪われているのですから認めるわけがない。すくなくとも2022年2月24日以前の線までロシア軍が引かない限り聞く耳ももたないでしょう。ロシア側も膨大な犠牲を払っているので開戦までの線に兵を引くという選択肢もできない。という事は現実的に停戦はあり得ないという事です。

 ロシアは戦場では西側兵器とウクライナ軍の頑強な抵抗に遭って泥沼、国際的には経済制裁でぼろぼろ、無理な侵略戦争を始めたばかりに国家解体の危機に陥っています。メドベージェフというプーチンの腰巾着がなにをほざこうと、ロシアには最悪の未来しかない。核を使うと恫喝していますが、そんなことをしたらロシアは民族ごと消滅しますよ。ウクライナ戦争に反対している善良なロシア人にとっては迷惑この上ないが、こうなったらロシア滅亡という未来しか見えません。

 ウクライナ軍がクリミア半島まで奪い返しドンバス地方を奪還しても戦争は終わらないと思います。ロシアがぼろぼろになり崩壊しない限りは。という事で一刻も早くロシアは内部崩壊してもらいたい。ついでに日本のロシアンフレンズという売国奴も一緒に滅んで欲しい。国際法違反の無理な侵略戦争を始めた責任は、厳しい言い方ですがロシア国民全員が負うべきだと考えます。

 皆さんはウクライナ戦争、今度どうなると思われますか?

2023年2月23日 (木)

ハンマーと金床戦術がアレクサンドロス大王の死後退化した理由

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 あまり興味のある方はいないと思いますが、書評『アレクサンドロス大王 その戦略と戦術』を書いて以来、ハンマーと金床戦術がなぜ衰退したかについてずっと考えています。このブログでは何回も説明したので知らない人はいないと思いますが、もし初めて読む方がいると困ると思うので一応説明します。

 ハンマーと金床戦術とは、マケドニア式ファランクス(重装密集歩兵陣)を組んだペゼタイロイを金床として敵部隊を拘束し、両翼の重装騎兵ヘタイロイが決戦兵種として敵の側面に回り込み攻撃を加え殲滅するというものです。ただしペゼタイロイと機動するヘタイロイの間には致命的な間隙が生じかねず、敵に慧眼の将が居れば逆にこの間隙を突かれ両者を分断して各個撃破されるという危険性をはらんだ陣形でした。アレクサンドロス大王の父でハンマーと金床戦術を創始したフィリッポス2世は、この弱点を補うためにペゼタイロイと同じ5mの長槍サリッサを装備しながらより軽装で機動的に動ける精鋭軽装歩兵ヒュパスピスタイという兵種を作ります。

 ヒュパスピスタイは、ヘタイロイの機動時はペゼタイロイとの間隙をうめ敵の突撃を防ぎ、攻勢時には突撃の一角となり敵を攻撃しました。いわばハンマーと金床戦術の肝ともいえるのがヒュパスピスタイで、フィリッポス2世も特にこの兵種を重視し厳しい訓練を施します。アレクサンドロス大王は父の遺産である精強なマケドニア軍を率いてアケメネス朝ペルシャを滅ぼすことが出来たのです。

 しかし長年の遠征で、さしものマケドニア軍も消耗し本土から補充される新兵は碌な訓練も積んでおらず質が低下していたと言われます。特にヒュパスピスタイの弱体化は致命的でアレクサンドロスの死後部下たちが大王の遺領を巡って戦ったディアドコイ戦争時代にはほとんど機能していなかったとされます。ちなみにヒュパスピスタイはインド遠征時代銀楯隊(ぎんじゅんたい ぎんだてたい)と名前を変えていますが、それは質の低下を物語っていたと思います。

 それでも銀楯隊に頼らざるを得ないほどマケドニア軍は変質し弱体化していたのでしょう。銀楯隊は老齢になってもディアドコイ戦争に駆り出され続けました。重装歩兵ペゼタイロイが決戦兵種となり本来の決戦兵種であった重装騎兵ヘタイロイが活躍できなくなったのも兵の質の低下が原因の一つだったと考えます。

 ディアドコイたちは、ペルシャやインドから象兵まで動員して戦いました。いくつかの戦いでは象兵の数が勝敗を決めるまでになります。ここまでくるともうマケドニア軍ではありません。ディアドコイたちが一番期待したのはギリシャ人傭兵だったそうです。ギリシャ人はファランクス戦術を叩きこまれ、傭兵としてオリエント諸国に雇われました。アレクサンドロス大王の東方遠征の時一番の強敵がギリシャ人傭兵だったとも言われます。ギリシャ人傭兵隊長メムノンは有名ですよね。

 ディアドコイたちは競ってギリシャ人傭兵を雇い入れ、より多くの報酬を約束した陣営が勝利することもあったそうです。大王の死後ハンマーと金床戦術が退化したのは、将軍たちの能力が劣っていたという事もあるでしょうが、物理的に採用できなかったという面もあるかもしれません。

 ただ後継者王朝のうち唯一アレクサンドロス時代の兵の質を維持できる可能性があったのはマケドニア本土を継承したアンティゴノス朝です。ところが彼らも他の後継者王朝と同じく似たような戦術しかできませんでした。これは単純にアンティゴノス朝の各王の能力が劣っていたという事かもしれません。そしてより機動力があるローマのコホルス(歩兵大隊)戦術に敗れ去るのです。

 ちなみにローマも最初はイタリア半島南部のギリシャ人植民都市ネアポリス(現ナポリ)やタラントの影響を受けギリシャ式のファランクスを採用していました。ところがアペニン山中のサムニウム戦争で、剽悍な山岳民族サムニウム人のゲリラ戦術に完敗、試行錯誤の末コホルス戦術を生み出します。

 このように戦術は試行錯誤し、より良いものを生み出していく創造性が大切で、いつまでも過去の栄光にすがっていては駄目だという教訓なのかもしれませんね。

2023年2月21日 (火)

台湾有事が刻一刻と近づいて来ました

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【速報】中国、ロシアへの殺傷兵器提供を検討か


 記事のタイトルは「ロシアに殺傷兵器提供を検討」とありますが、アメリカの情報機関はすでにシナからロシアへ殺傷兵器が提供されている証拠をつかんでいると言われます。欧州でブリンケン国務長官が王毅外交担当国務委員と会談した時この問題を指摘し「このまま兵器提供を続けると最悪の結果になる」と厳しい警告をしたそうです。それに対し王毅が何と答えたかは報道されていませんが、いずれにしろシナも覚悟を持ってロシアに兵器援助しているでしょうから、アメリカとの対立は不可避だと思います。

 すでにスパイ気球問題でアメリカ世論は激高していますし、平和ボケ日本ですら6割から7割の国民が撃墜すべしと言っています。それに加えてロシアへの兵器援助ですから話し合いで解決できると主張する人間は頭がどうかしています。シナとしては、侵略者ロシアがウクライナに敗北し国家解体になれば完全に孤立します。ですから何とかロシアに頑張ってもらってアメリカを中心とする西側諸国に対応させなければなりません。シナはその間に台湾を取って第一列島線の外に自由に出れる態勢を作る必要があります。

 その意味でシナを焦っているはず。特亜の手先である日本のマスゴミは絶対に報じませんが、アメリカはシナに対する先端半導体輸出を禁止し、友好国にも同じ対応を求めています。アメリカはシナをじわじわと追いつめている最中ですが、スパイ気球問題と今回のロシアへの兵器輸出問題でさらに拍車がかかると思います。ちょうど70数年前日本がABCD包囲網にやられているのと同じ状況、あるいはそれ以上に厳しい状況になっています。

 シナは経済の中枢が沿岸部にあり、海外からの資源輸入に依存しています。石油も国内の大慶油田などで取れることはとれますが、最近産出量が激減し石油自給率も34%に落ち込んでいるそうです。これが将来的には26%になるとも言われ、日本ほどではなくとも石油依存率が高い国です。ですから石油の安定供給ルートである南シナ海、第一列島線内部は絶対に確保したい海域なのでしょう。とはいえ、中東からの石油はチョークポイントであるマラッカ、シンガポール海峡を通ってこなければなりません。そこはアメリカを中心とする西側諸国が容易に遮断できる海域です。海軍力が違いすぎるからです。

 そのため南シナ海に空軍基地を設け、西側艦隊の活動を妨害しなければなりません。ですからシナは絶対に南シナ海の基地を手放さないでしょう。しかし有事になると米軍はここをミサイルで叩き機能を喪失させることが出来ます。シナが台湾侵攻を決断し、それを成功させるために在日米軍基地や自衛隊基地を叩いたら、報復攻撃で南シナ海の人民解放軍基地をやるでしょうし、シナのシーレーンも遮断すると思います。すぐ全面戦争になるでしょうね。

 シナの石油備蓄量は80日分と言われますが、実態はそれより少なく30日分もないのではないかと言われます。ですからシナの石油備蓄が尽きる前に台湾を占領しなければなりません。時間との勝負です。その上、ロシアの石油も国家解体したら入ってくるかどうか未知数です。私は意外と台湾有事は近いのではないかと考えます。日本も平和ボケに安住することなく戦争に備える必要がありますよ。

 岸田総理に危機意識があるか本当に心配です。皆さんはシナがロシアに殺傷兵器提供のニュース、どのような感想を持たれましたか?

2023年2月19日 (日)

書評 『アレクサンドロス大王 その戦略と戦術』(パーサ・ボース著 集英社)

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 私が世界史上で特に好きな人物は、マケドニアのアレクサンドロス大王(3世)、ローマのガイウス・ユリウス・カエサル、フランスのナポレオン・ボナパルトです。彼らに関する本は何冊も読みました。とくにアレクサンドロスに関しては海外からの翻訳本も含めて10冊以上は読んだと思います。その中で一番の名著はアレクサンドロス大王の部下で同時代を生きたプトレマイオス1世(後にプトレマイオス朝を創設)が記した伝記『アレクサンドロス大王伝』などの資料を2世紀にアッリアノスが纏めた『アレクサンドロス大王東征記』です。

 ヤフーブログ時代に紹介したと思いますが、本ブログでもアレクサンドロス戦記シリーズを書くときの基本資料にしました。それくらい同時代を生きたプトレマイオスが見たアレクサンドロスの息吹を感じられる第一級資料だと思います。日本においては元陸上自衛隊陸将補の松村劭(つとむ)氏が記した一連の著作が出色です。特にサリッサという5mの長槍を装備した軽装の精鋭歩兵部隊ヒュパスピスタイの重要性を日本で指摘したのは松村氏が初だったと思います(私の記憶する限り)。

 世界史やアレクサンドロス大王に詳しい方ならご存知だと思いますが、マケドニアの必勝戦術は『ハンマーと金床』と呼ばれるものです。これはサリッサを装備した重装歩兵ペゼタイロイを金床として敵を拘束し、両翼の重装騎兵ヘタイロイが側面から包囲し敵軍を覆滅するという戦法でした。アレクサンドロス大王の父フィリッポス2世が当時のギリシャの覇権国テーベの人質時代、テーベの指導者エパミノンダスの斜線陣から学び発展させた戦術でした。

 ただ、ファランクスという長槍密集歩兵陣を組む重装歩兵は動きが鈍重で、両翼の騎兵との間に致命的間隙を生じさせかねません。敵に慧眼の将がいればその間隙に部隊を突入させ歩兵と騎兵を分断、各個撃破することが出来ます。精鋭軽装歩兵ヒュパスピスタイはその間隙を作らないために工夫された兵種でした。騎兵の突撃時はファランクスとの間に散開し敵の突撃を防ぎ、いざ全面攻勢時になると攻撃に参加します。ファランクスと重装騎兵の間の言わば接着剤となるのがヒュパスピスタイでした。

 ただ『ハンマーと金床』戦術は高度な指揮能力が必要なため、実質フィリッポス2世、アレクサンドロス3世の親子二代しか機能しませんでした。彼らの後継者であるプトレマイオスやセレウコスなどの時代には、金床のはずのペゼタイロイが決戦兵種になるほど退化します。硬直化したマケドニア流の戦術はより柔軟なローマ式のコホルス(歩兵大隊)戦術に敗れ去るのです。

 前置きが非常に長くなりましたが、本書はインド系のパーサ・ボースが記したアレクサンドロス大王の伝記というよりはそれをベースとしたビジネス書です。史実のみを追いたい私としては非常に読み辛い本でした。アメリカやイギリスの経営者がどう決断したとかは別にどうでも良い話ですから。アレクサンドロスの記述は480ページのうち半分ほど。ですからビジネス書の部分は読み飛ばしても良いくらい。私も途中からアレクサンドロスに関係ない話はスルーしました。

 という事で評価は良くもなく悪くもない、並です。ただアレクサンドロス大王が本格的に活躍する前、フィリッポス2世時代の話は面白かったです。当時のギリシャ世界の情勢とかある程度知ってはいても興味深いものでした。それから苦言を一つ。著者がインド出身とあってインド関係の記述が甘いのは気になりました。そこまで当時のインドが素晴らしかったとはとても思えませんでしたから。文明世界の一つだったことは認めますが…。まあ気持ちは分かるんですがね。

 アレクサンドロス大王の事績をビジネスにどう応用しようかという人には良い本だとは思いますが、純粋にアレクサンドロス大王の歴史を読みたいという方にはお勧めできません。という事で最終評価は中の下くらいかな?

2023年2月17日 (金)

ロシアは核兵器を使えない?

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ロシアはウクライナで核兵器をつかわない?:その驚きの理由 


 ロシアは核兵器を使わないのではなく、使えないのではないか?という驚きの見解がスペインのメディアで報じられました。

 ウクライナへの国際法違反の暴虐なロシアの侵略からもうすぐ1年になろうとしています。その間ロシアは核兵器を使うと恫喝し西側諸国のウクライナへの軍事援助を妨害してきました。そのためNATOも防御兵器はウクライナに送っても戦車や長距離兵器の供与は迷っていたのです。しかしついに西側は戦車の供与を認めました。

 NATO標準のドイツ製レオパルド2は少なくとも100両以上が供与されると見られてます。これはソ連式編制(ウクライナも現在は採用していると言われる)で1個戦車旅団に匹敵する戦力です。すでにポーランドやドイツでウクライナ戦車兵の訓練も始まっていると言われ、5月ころのウクライナ軍の大攻勢に間に合うように急ピッチで準備が進められています。

 ますます劣勢に陥るロシア軍。大量の西側戦車が届き実戦配備されると敗北必至になるため、ウクライナの大攻勢の前にこちら側から大攻勢を仕掛けウクライナの意図を頓挫させようと現在激しく攻撃を仕掛けています。ところでプーチンは、ロシアが敗北する状況になれば核兵器を使うと脅しています。それがいつになるか、世界中が恐れています。

 しかしスペインの報道では、ロシア軍は核兵器を使わないのではなく使えないのではないかというのです。その理由をいくつも上げていますが、最大のものは核兵器は定期的にメンテナンスしないと正常に動作しないそうで、それには莫大な費用が必要とのこと。

 アメリカもそのための予算を毎年計上しメンテナンスいているそうですが、ロシアはソ連崩壊時その予算が大幅に削減され現在もそれが続いているとのこと。アメリカは去年442億ドルも核兵器のメンテナンスに使いましたが、ロシアはたった86億ドルしか使っていないと言われます。確か核弾頭の数はロシアの方が多かったと思いますが、これではまともな保守ができないでしょう。

 恐ろしいのは、全くメンテナンスしないと核兵器はその場で勝手に核分裂しかねないとのこと。それを考えると日本の核武装は難しいのではと思いました。ごく少量持つだけなら防衛予算を圧迫しないかもしれませんが…。

 私は核兵器に関して全く無知だったので、これは目から鱗でした。ただこれはあくまで予測で実態は違うのかもしれません。ですから安心するのは早計です。警戒は続けなければなりません。皆さんはロシアが核兵器を使えない可能性、どのように見ますか?

 

2023年2月15日 (水)

トマホーク導入、どんどん具体化してきていますな♪

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日本政府が「トマホーク」巡航ミサイルを大量に一括購入、本命の国産ミサイルが完成するまでの繋ぎだ


 我々真剣に日本の国防を考えている者にとっては喜ばしいニュース、特亜の工作員、反日左翼どもにとっては発狂するニュースです。令和五年度に一括購入ですから少なくとも数百発は買うでしょう。海自護衛艦のMk.41VLS(垂直発射システム)はトマホークも搭載できますから、あとはソフトウェアのアップデートとかレーダーの設定を変えるくらいの最小限の改修で済みそう。

 それもこれも日本が事実上の巡航ミサイルである12式地対艦誘導弾能力向上型の開発を決定したおかげだと思います。防衛費も対GDP比2%に限りなく近くなりそうだし、ようやく日本もまともな国防力を持つようになったかと感慨無量です。それだけ台湾有事が間近に迫っているという証拠かもしれませんね。

 昔の自衛隊は本当に酷かった。F-4やF-15を導入するときも反日左翼や売国野党の反発を恐れわざわざ爆撃機能を外して導入するという異常なことをしていました。おかげでF-15J/DJは第2次大戦中のような無誘導の目視爆撃しかできなかったんですから。最近は改修されて誘導爆弾の運用もできるようなったかと思ったら、まだ無誘導のままらしいですね。現在空自で精密爆撃できるのはF-2とF-35のみだそうです。200機近くもあるF-15が要撃戦闘しかないならこれほど税金の無駄使いは無いですよ。現代の戦闘機はマルチロールが常識ですから。

 F-15Jの元となったF-15Cは精密爆撃できるんですけどね。日本は旧式化したF-15J/DJをどこかに売っぱらって最新の戦闘爆撃機F-15EXを買った方が良いのではないかとすら思えますね。ライセンス生産にすると価格が跳ね上がるので。あるいは昔ロッキードが提案したF-2の発展型F-2SUPER-KAI(スーパー改)を導入して旧式化したF-15J/DJの代わりにしたほうが良いのでは?これなら生産分担は日米半々なので日本も儲かるしロッキードも儲かりますよ。F-15EXならボーイングが儲かりますがね(苦笑)。正直言うとF-16Vがあるのでスーパー改よりはこちらが良さそうではあるんですが…。国産の空対艦ミサイルASM-1、ASM-2、ASM-3を撃てるだけスーパー改の方が良いのか、F-16Vも改修で行けるのか、この辺り全く詳しくないので識者のご意見を賜りたい。

 それはそうと、トマホークには潜水艦発射型があって日本潜水艦の533㎜発射管から撃てるんですが、わざわざVLS搭載の新型潜水艦を建造する話が出てますな。あれどうする気なんでしょうか?専門のVLSがあった方が良いのは認めますが、それは攻撃型原子力潜水艦だから便利なだけで、日本のように待ち伏せ専門の通常動力型潜水艦には不向きだと思えるんですが…。

 日本の潜水艦の肝は潜航力。VLSがあると船体構造上圧壊深度(これ以上潜ると潜水艦が壊れる深度)が低くなると言われていますからね。米海軍で610mの作戦深度があると言われるシーウルフ級攻撃型原潜もVLS搭載しているので船体構造物が頑丈なら問題ないのかもしれませんが…。

 英海軍のアスチュート級攻撃型原潜はVLSがなく魚雷発射管からトマホークを撃つので、日本もこちらを目指すべきではと思うんですが、調べてみるとタクティカルトマホークは射程延長と引き換えに強度が低下し魚雷発射管から撃てなくなったので米海軍は仕方なくVLSを採用したとのこと。魚雷発射管から撃つには専用のトマホークBlockⅣを導入しなければいけないそうで、それの導入が良いのかVLS搭載の潜水艦を新たに建造した方が良いのか、これは予算と相談ですね。

 私はトマホークの主力は水上艦発射型だと思うので、VLS搭載の潜水艦(しかも通常動力型!)は要らないという意見です。潜水艦からトマホークを撃つのはあくまで補助的役割だと思うんですよ。

 ともかくトマホーク導入の動きがどんどん具体化しているのは嬉しい。反日左翼、マスゴミがどんなに発狂しようと日本の安全保障に関わる話なので動きが止まることは無いでしょうし、あまり騒ぎすぎるとスパイ防止法という話になりかねません。私はそうすべきだと思いますが。

 皆さんは、令和5年度にトマホーク一括購入というニュース、どのような感想を持たれましたか?

2023年2月13日 (月)

同性婚推進派は頭がおかしい

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【公明】憲法24条は「同性婚の排除規定ではない」「改憲は不要」


 いや明らかに憲法違反ですよ。

日本国憲法第24条
1 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。


 この条文があってなお同性婚が憲法違反じゃないというなら、憲法9条では侵略戦争を放棄しただけで別に防衛戦争は放棄していないので軍隊を持つことは合憲ということになり、憲法9条改正しなくて良いという事になりますよ。私は別にこれでも良いが。

 それに自衛の権利は国連憲章で保障された独立国の権利ですからね。同性婚推進派は自衛隊の国軍化には基地外のように反対し、防衛力強化も徹底的に妨害する癖に同性婚のような日本社会の根幹を揺るがすようなことは積極的に推進しますよね。

 その意味では同性婚推進派=反日左翼=特亜工作員という事になりますな。公明党の正体見たりというところでしょう。橋下徹も同じこと言ってましたな。シナからそう言えと言われたのでしょうか?明らかに論理が破綻していますよ。どうしても同性婚を認めさせたいなら憲法改正しなければなりません。

 その際は自民党も憲法9条を掲げ国民投票させればよい。自民党案の憲法9条改正に賛成か?売国野党+公明党側の同性婚に関する憲法24条改悪に賛成か?を同時に聞くべきです。当然9条改正賛成、24条改悪反対になるでしょうがね。それが怖いから奴らは憲法改正には言及しないんでしょうね。どこまで卑劣なんでしょうか?最低最悪のダブルスタンダードだと思いますね。

 まずスパイ防止法を制定してこういった売国奴を一掃したら同性婚などというふざけた主張はできなくなると思うんですよ。最近はマスゴミや馬鹿な芸能人まで巻き込んで同性婚やLGBTをごり押ししていますが、シナとの戦争が近いのかなと思います。シナは日本社会を混乱させるために様々な工作を仕掛けているんでしょうね。

 皆さんは昨今の反日左翼勢力による同性婚ごり押し、どのような感想を持たれましたか?

2023年2月11日 (土)

台湾有事は日本有事

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【沖縄決戦?】米シンクタンクが《中国が開戦と同時に沖縄を徹底的に攻撃する可能性》を指摘


  このブログでも何回も指摘している通りシナが本気で台湾を取りにくるなら沖縄の在日米軍基地、自衛隊基地を放置することはあり得ません。もし対米開戦を恐れて日本に全く手を出さず台湾だけを攻撃したら勿怪の幸い、日米が協力してシナの侵略軍を叩き潰すだけです。

 ですから、シナが台湾を占領するためには開戦劈頭日本国内の在日米軍基地、自衛隊基地に巡航ミサイル、極超音速ミサイルの飽和攻撃を仕掛け一時的に基地機能を喪失させるしかありません。そして米軍が反撃の態勢を整えるまでに電撃的に台湾を占領する。あとは台湾国民を人質にして停戦交渉を行いアメリカに台湾併合を渋々ながらも認めさせるというのが唯一の成功パターンです。私はこれと同時に日本国内に各種のテロを仕掛けると思います。日本にはマスゴミはじめシナの工作員が多数入り込んでいますからね。

 まず売国野党は平和憲法を盾に戦争不介入を求めて来るでしょう。日本国民に犠牲が出ているとしてもです。マスゴミは反戦キャンペーンを大々的に繰り広げ、「日本に自衛隊、在日米軍基地があるから戦争に巻き込まれるのだ」と異常な主張で馬鹿な国民を騙すでしょう。日本人に犠牲者が出たのも自衛隊と在日米軍のせいだとすら言いかねません。同時に原発などの重要インフラにもテロを起こすと思います。日本国内が混乱すればするほどシナに有利ですからね。

 平和ボケ日本は航空自衛隊基地にすら満足な航空機保護のための掩体壕がありません。グーグルマップでグアムのアンダーセン基地や沖縄の嘉手納基地と日本の航空自衛隊基地を見比べてください。一目瞭然です。下手すると開戦劈頭のシナによる巡航ミサイル、極超音速ミサイルの飽和攻撃で空自の戦闘機は壊滅状態になるかもしれません。いくら優秀な防空網があっても撃ち漏らしは必ず起こります。90%防いでも残りの10%が着弾したら終わりです。

 シナ人民解放軍のピンポイント攻撃能力が悪いことに期待するしかありません。あくまで希望的観測にすぎませんが。滑走路だけの攻撃で自衛隊機がほぼ無傷なら希望はあります。米軍は開戦奇襲の飽和攻撃を受けたら一時的に日本から退避するかもしれません。ですから再反撃のためには少なくとも数週間かかるでしょう。その間が勝負です。台湾軍が持ち堪えることが出来るか、日本の世論がシナの使嗾によるマスゴミなどの反日左翼勢力による各種テロに抵抗できるかにかかっています。

 その前に、シナは台湾総統選で国民党候補が勝つように裏工作を仕掛けるでしょう。もし対シナ融和派の国民党が勝ったら台湾は終わりです。そうなったら戦わずしてシナは台湾を併合することが出来ます。日米は手も足も出ません。同時に日本でも工作が行われ、日本のシーレーンはズタズタにされるでしょう。日本は資源のほとんどを海外からの輸入に頼っている国です。その死命をシナに制せられることになります。属国化一直線でしょうね。

 ですから台湾有事は日本有事であり、決して他人ごとではないと我々日本人は自覚すべきです。台湾がシナに奪われたら日本は終わり。戦争でも多数の犠牲者が出て、その後日本人はシナの奴隷になります。私は何度も警告をしてきました。日本国民も政治家も本気になって日本を守る気概を見せなければなりませんよ。

 我々の命がかかっているんですから、危機意識を日本国民全体に広げなければなりません。国民意識が変わらない限り日本に未来は無いと確信します!

2023年2月 9日 (木)

あまりにも違いすぎるシナスパイ気球に対する日米の対応

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 先日来世間を騒がせていたアメリカを領空侵犯したシナのスパイ気球。バイデン大統領は撃墜を命じ被害が地上に及ばない大西洋上で撃墜しました。撃墜したのは世界最強とも言われるステルス戦闘機F-22ラプター。しかも内蔵する20㎜機関砲で撃墜した方が安上がりなのに、わざわざ数千万円する短距離空対空ミサイルサイドワインダーで気球部を撃ち抜いたそうです。というのは、万が一スパイ気球に生物化学兵器が搭載されていた場合、飛散するのを恐れたためだと言われています。

 シナは「単なる気象観測用の気球だった」と言い訳し撃墜したことに激高、報復措置を取ると息巻いています。ただどんな飛行物体であれ他国に通告なしに飛ばしたら領空侵犯ですから撃墜されても文句言えません。アメリカは当然の措置をしました。こんな見え透いた嘘を平気で言えるんですから、アメリカの主張通りスパイ気球だったのでしょう。

 私は詳しくないのであくまでネットで拾った情報ですが、人工衛星では取れないような電波情報を比較的低空をゆっくり飛ぶ気球なら収集できるそうです。とくに防空レーダーの周波数を調べそれと同じ周波数を出せば航空機は発見できなくなるそうで、シナのスパイ気球もそういった機密電波情報を収集していたのではないかと言われます。このあたり軍事に詳しい方に解説頂きたいですね。

 ところで数年前、日本にも同じシナのスパイ気球が飛んでいたことがありました。当時の防衛大臣は河野太郎。危機意識ゼロでマスゴミに問われても「気球に聞いてくれ」と嘯く始末。結局何の対策も取らずシナに機密電波情報を取られ放題でした。アメリカと平和ボケ日本の違いに暗然たる思いです。マスゴミも面白可笑しく報道するだけでスパイ気球の真の恐ろしさを全く報じませんでしたね。

 私は平和ボケの産物というより、もしかしたら河野太郎もマスゴミもスパイ気球の真の意味に気付いていたのではないかと疑っています。シナから下手に騒ぐなと厳命されていたのかもしれません。だとすると恐ろしい話ですよ。河野太郎もマスゴミもシナの工作員だという事ですから。

 アメリカと日本の危機管理の差に唖然としました。しかも日本の法律上、領空侵犯した航空機やドローン、気球について撃墜もできないそうですから驚きます。岸田政権は早急に法改正して領空侵犯した飛行物体を撃墜できるようにすべきです。笑い話のようですが、法律上日本は領空侵犯したドローンや気球についても通信を呼びかけ退去勧告しかできないそうですから笑うに笑えません。

 数年前のシナのスパイ気球が機密電波情報を収集していたとしたらもし台湾有事が起こっても日本はなすすべもなくやられますよ。それほど深刻な話だという事です。皆さんはシナスパイ気球に対する日米の対応の違い、どのように思われますか?

 

 

2023年2月 7日 (火)

荒井秘書官はマスゴミにはめられたのか?

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【毎日】荒井秘書官発言 オフレコ取材報道の経緯 

 岸田総理を支える荒井秘書官が、同性婚に関するオフレコ取材でLGBTに対し差別発言したことが問題視され即日更迭されました。同じ秘書官とはいえ岸田総理のバカ息子は何度もヘマをしながら口頭注意だけで何ら具体的処分もなくのうのうと職を全うしているのと比べ他人は平気で切り捨てるんだなと一部では非難の声が上がっています。

 私はLGBTに関し肯定する意見もあれば否定する意見もあって当然だしそれが言論の自由だと思っています。日本死ねが許されて韓国死ねが許されない世の中は狂っていますよ。反日左翼が支配するマスゴミは自分たちの狂った価値観だけを肯定し、それに異なった意見は弾圧しています。日本社会はここまで歪んだのかと暗澹たる気持ちになります。

 それはともかく、ここまでは一般論の話。総理秘書官なら内閣と同じ見解でなければいけません。これは大臣などと同様です。私はオフレコという事に安心して荒井秘書官がポロっと本音を語ったのだと思いました。これは完全にミスですよ。マスゴミは岸田政権、自民党に打撃を与えようと虎視眈々と狙っているですから。マスゴミを信用するのが大間違い。危機管理能力が低すぎたと言わざるを得ません。

 荒井秘書官は、無能な岸田のバカ息子と違って有能(すくなくとも事務処理能力は)だったはず。岸田総理が断固たる態度で守る姿勢を貫けば自民党岩盤支持層の支持は回復したかもしれません。むしろ切るべきはバカ息子の方。しかし岸田さんはいつも逆のことばかりします。本人も無能なんでしょう。このブログでも何回も指摘していますが、自民党岩盤支持層の保守層さえ味方に付けていれば政権は長続きします。反日左翼側は常に敵ですし、中間層は馬鹿なのでマスゴミの扇動に簡単に乗ります。安倍政権が長続きしたのを見ていたはずなのに、岸田総理は全く理解できていないように思います。そもそも宏池会自体が現実無視の綺麗事平和主義にどっぷり浸かっていたんでしょうね。

 これを機に、岸田政権関係者はマスゴミを信用せずオフレコといえど絶対に本音や情報を漏らしてはならないと厳重注意すべきですが、岸田総理本人が分かってなさそうなので似たようなことはまた起こるんでしょうね。この点杉田水脈さんや小野田紀美さんの方がはるかに理解していますし有能ですよね。杉田さんなんか、絶対にマスゴミに言質を取られるような発言はしませんし、逆にマスゴミが報道できないような厳しい指摘をしています。今回の政務官更迭も男女共同参画費や科研費の闇に切り込んでいたから反日左翼側の尖兵であるマスゴミから嫌われてバッシングを受けたという側面がありますからね。

 私は杉田水脈さんや小野田紀美さんを重要閣僚で起用する方が岸田政権の支持率が上がると思うんですが、絶対にやらないでしょうね。敵であるマスゴミの顔色をうかがうばかりの無能総理ですからね。皆さんは荒井秘書官の更迭、どのような感想を持たれていますか?

2023年2月 5日 (日)

スシローテロ事件に関する穿った見方

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堀江氏「スシロー」例に 闇バイト使うインサイダー警告 株空売り→闇バイトが迷惑行為→株下落で儲け 詐欺側考えてる

 今世間を騒がせているスシローテロ事件。ネットではスシローペロペロ犯とかペロリストとか面白い綽名をつけています。さながらネット民のおもちゃとなっている犯人ですが、よく考え付くものだと感心します。それはともかく、巷では賛否両論、まだ学生なんだから反省して謝罪すれば許すべきでは?という声もある一方、スシローだけでなく回転寿司業界に与えた悪影響を考えれば絶対に許すべきではなく巨額賠償を請求すべきという声もあります。

 私は後者の立場ですが、事件以後スシローが株価暴落で被った被害150億円だか170億円の損害賠償請求は現実的ではないと思います。とても犯人やその親に払える金額ではないためです。マグロ漁船に乗せて保険金をかけ闇から闇に葬っても(そういうネット上の創作がありますな)、せいぜい数億円ですから。現実的な数字としてスシローが事件後湯飲みなどを消毒した代金、当該店舗における犯人のテロ行為で下がった売り上げなどは請求できると思います。このあたり裁判の推移次第ですが…。ということでせいぜい数百万円くらいの損害賠償額かなと考えます。

 ここでホリエモンから鋭い指摘がありました。今回の事件のように悪人が馬鹿を使い飲食店でテロ行為を行わせる可能性があるとのこと。馬鹿は後先考えず目先の利益で動きますから、例えば「5万円やるから飲食店テロをしてこい」といったら喜んでやるでしょう。そして悪人はその企業の株をあらかじめ空売りしておく。その後ネット上で飲食店テロ行為を拡散させれば、今回のスシローテロ事件のように株価暴落で悪人は大儲けできます。責任はすべて雇われた馬鹿に行きますから、悪人は知らぬ存ぜずで通ります。もし発覚しても「冗談で言ったのにまさか本当に実行するとは思わなかった」と言い訳できますしね。

 実際、今回のスシローテロでもこういった犯罪が背後にあったのではないかと指摘する声もあります。ネット拡散の仕方があまりにも不自然だというのです。この辺り確証がなくあくまで噂の範囲ですが、テロ犯の背後にいる悪人はスシローの株を空売りして大儲けしたのでは?と言われています。テロを起こした学生の背後関係を徹底的に洗って欲しいですね。もう一つ別の指摘もあって、スシローテロ犯の背後にある外国の企業(西の大陸のあたり)があるのではないかとも言われます。日本の飲食チェーンをテロにより経営不振に陥らせ買収で乗っ取るという作戦だとか。これもあくまで噂ですから話半分で聞いてください。

 ともかく、ホリエモンの言う通り単なるいたずら犯ではなく大悪人に利用される危険性がありますから、スシローテロの学生とその親には巨額賠償金を科すべきだと思います。皆さんはホリエモンの指摘、どのような感想を持たれますか?

2023年2月 3日 (金)

反日左翼の愚問に答える

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【東京新聞】岸田首相、教えて?「なぜ防衛費をあげるのですか」「沖縄の人の声を聞いてますか?」 世田谷の小学6年生たちが質問の手紙

 よくある東京新聞で存在しない小学生を使った反日左翼キャンペーンなんですが、本日は真面目に答えようと思います。いつもなら「はいはい、よかったでちゅね。お薬出しておきますね~」で終わる話なんですが…。



問)なぜ基地をつくるのですか?

答)シナが日本を侵略しようとしているからです。尖閣で日常的にシナが侵略しているのを知らないんですか?(呆)こういう馬鹿はニュースすら見ないんだろうな。習近平は台湾武力併合を宣言していますよ。台湾有事は日本有事。シナが勝つためには在日米軍基地、自衛隊基地を一時的に機能不全にして奇襲効果を発揮させるしかない。ウクライナ戦争を現実を見てもまだそんな世迷言をほざいているんですか?

 

問)辺野古に基地を移すのですか?沖縄の人の声を聞いてますか?

答)普天間にこのまま米軍基地を置いても良いと仰るのか?住民を人質にして事故を誘発し犠牲者を出して日米政府を攻撃しようとする。反日左翼は鬼畜ですね。すくなくとも住民の安全を考えるなら辺野古移転しかないと思うが?米軍基地反対でも何でもまずは辺野古移転はすべきと考えるのがまともな感覚の持ち主ですよ。分かってますか、基地外反日左翼さんwww

 

問)日本に米軍基地があることについて、どう考えてますか?

答)日米安保条約があるからです。安保条約破棄というならスイスのように国民皆兵、重武装中立という事になりますが、そうなったら反日分子は全員粛清ですよ。非武装中立が理想というなら、それを掲げて選挙を戦われたらいかが?まともな人は投票しないと思いますがね。悔しかったら選挙で勝って政権を取ってから主張しなさい。こちらも対抗手段でスパイ防止法を制定し反日左翼を一掃しますよ。

 

問)なぜ平和憲法があるのに、日本に軍隊があるのですか?

答)国連憲章で自衛の権利が認められているからです。もし自衛のための軍隊も反対というなら国連から脱退し全世界に宣戦布告しないといけませんな。国内法より国際法が優先しますよ。それに憲法は侵略戦争を放棄しているのであって自衛戦争まで放棄はしていないはず。もし自衛戦争すら否定するのなら完全な国連憲章違反なので直ちに破棄すべきですね。

 

問)戦争についてどう考えてますか?

答)人類の歴史は悲しいかな戦争の歴史です。侵略戦争はすべきではないが、侵略されたら戦うべきでしょう。戦争に負けたらどうなるか?惨めな奴隷になります。それが分かっているからウクライナの人たちは必死で戦っているし国際社会は応援しているんですよ。もっと現実を見ましょう。とはいえ、基地外反日左翼に何を言っても無駄でしょうが。反日左翼最大の敵は現実なんだろうな(苦笑)。

 

問)なぜ自衛隊が、国を守る以外に攻めてもいいというルールになったのですか?
答)敵のミサイルの攻撃を防ぐために敵基地や敵の通信網、指揮中枢を破壊してこれ以上の攻撃を防ぐというのは自衛の範囲だと思いますが。専守防衛で敵地に一切反撃しないと本土決戦になります。敵地攻撃能力否定論者は日本人がなすすべもなく死んでも良いと言うのか?まあ特亜の工作員だから日本人死ねが本音でしょうけどね。

 

問)国債はどうやって返していくつもりですか?

答)私は専門家ではないのであくまでネットで知った一般論ですが、60年償還ルールは日本にしかないそうですね。他国のように満期がきても政府日銀が借り換えして行けば良いのでは?その前に国債は普通に国の予算で毎年返していたと思いますが、反日左翼の人たちには現実が見えないんですかね?

 

 

 いかがでした?真面目に答えるのも阿呆らしい愚問ばかりでしたが、反日左翼の異常性を浮かび上がらせるにはちょうど良い材料になりました。皆さんのご感想をお聞かせください。

2023年2月 1日 (水)

日本は本土決戦でどこまで戦えたか?

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 最近軍事に関して考えることが多いのですが、大東亜戦争末期日本は本土決戦でどこまで戦えたか興味を覚えました。アメリカを中心とする連合軍は、日本本土進攻作戦『ダウンフォール作戦』を計画していました。これは1945年11月に計画された九州上陸を目的とする『オリンピック作戦』、1946年春に予定された日本の中枢部関東地方を攻略するための『コロネット作戦』から成ります。

 オリンピック作戦に関しては以前書いたので過去記事『本土決戦IF 帝国陸軍は米上陸軍に痛撃を与えられるか?』をご参照下さい。ただし普通に戦ったらまず勝ち目がないので理想的展開をした場合のIFを想定しました。それですら米軍に痛撃を与えるものの最終的には押し切られるという結論でした。

 今回考察するのは関東地方侵攻作戦である『コロネット作戦』です。IFは一切なし。という事で身も蓋もない結論になるのは明らかですが、我慢してお付き合いください。

 コロネット作戦は海上予備も含めたら陸軍だけで25個師団が参加する大規模なものでした。ちなみにオリンピック作戦は14個師団、ノルマンディー上陸作戦時の米軍が22個師団(そのほか英軍などを合わせて39個師団)参加ですから、それに匹敵する大規模上陸作戦だったことが分かります。コロネット作戦は相模湾から侵攻する第8軍(11個師団基幹)、九十九里浜から上陸する第1軍(9個師団基幹)が先鋒でした。

 これに対し第一線で防御に当たるわが軍は、相模湾が第53軍(3個師団基幹)、九十九里浜防衛が第52軍(4個師団基幹)担当です。しかし精鋭ならともかく調べてみると絶望的な戦力でした。

 

 第52軍から見てみましょう。

◇第52軍

 近衛第3師団(近衛第2師団の留守部隊を基幹に編成。装備は劣悪で戦闘力は下の上)

 第147師団(昭和20年第一次兵備で動員された貼り付け師団。戦闘力は下の下)

 第152師団(同上)

 第234師団(第三次兵備で動員された貼り付け師団、戦闘力は下の下)

 

 次に第53軍

◇第53軍

 第84師団(昭和19年、第53師団の留守部隊を基幹に編成。戦闘力は中の下)

 第140師団(昭和20年第一次兵備で動員された貼り付け師団。戦闘力は下の下)

 第316師団(第三次兵備で動員された貼り付け師団、戦闘力は下の下)

 

と、絶望的な戦力でした。一応第53軍の戦略予備に機動打撃師団の第201師団、第52軍の戦略予備には第93師団が控えていましたが、これも戦闘力はせいぜい中の中くらいで、九州のように精鋭の第25師団のような歴戦の精鋭師団は皆無でした。相模湾、九十久里浜どちらにも援軍に行ける位置である栃木県佐野に虎の子の戦車第1師団もあることはありましたが、2個機甲師団を含む完全充足の米上陸軍相手に太刀打ちできなかったと思います。その前に、ノルマンディーのドイツ機甲部隊のように戦場に到達する前に連合軍の航空攻撃でぼろぼろになった可能性が高いです。

 房総方面は低いながら山塊があるので、沖縄や硫黄島のようにしっかり陣地構築していればある程度は抵抗できたかもしれませんが、相模湾の方は米機甲部隊の上陸を許したら終わりでしょうね。東京まで一気に突っ切られる可能性が高いです。おそらく当時の陸軍の作戦としては松代大本営まで米軍が到達する時間をできるだけ遅らせるのが目標だったと思いますが、そこに住んでいる住民にとってはたまったものではありませんでした。今のウクライナのように一般市民の犠牲者がどれほど出るか恐ろしくて想像もできません。

 実態を調べれば調べるほど、絶望的な結果にしかなりません。本土決戦にならなくて本当に良かったと個人的には思います。

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