岸田総理のウクライナ訪問、良かった点と不満な点
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岸田首相とゼレンスキー大統領が共同会見 日本から装備品供与を表明
世間がWBC準決勝メキシコ戦に熱中する3月21日、岸田総理がウクライナに電撃訪問したというニュースが飛び込んできました。G7首脳の中で唯一ウクライナに訪問していなかった岸田総理。私は訪問したとしても兵器援助を約束できないなら行く意味は無いと思っていました。ただ、今年のサミット議長国である日本の首脳がウクライナに行っていないのは岸田さんも恥だと思っていたのでしょう。国際的ヘタレと評価されますからね。
行かないよりは行った方がまし。せいぜい経済援助ぐらいしか約束できなかったのでしょうが、西側諸国がウクライナと連帯を示し侵略国ロシアに対抗するという姿勢を見せたのは良かった点です。ただ殺傷能力のある兵器援助は、別に憲法で禁じられているわけではありません。憲法で禁じているのは侵略戦争であって、国連憲章で保障されている自衛の権利はあるわけですから、国防軍保有も憲法違反であるはずがない。もし国防軍保有が憲法違反と言うなら、それは国連憲章違反になるので日本は直ちに国連を脱退しなければならないのです。日本の憲法学者どもは平和憲法に毒され国際常識がない異常者だと思いますよ。
言うまでもなく国内法より国際法が優先されるのは常識です。国連憲章では集団的自衛権も認めています。ですから日本は侵略者に加担する武器援助はできないが、侵略を受けている被害国に対しては自衛のための兵器援助はできるはず。国際秩序を守る義務がありますからね。日本はミサイルに特化するため、ウクライナ戦争でも活躍している多連装ロケットシステムMLRSの廃棄を決めました。私はこれについても不満で、MLRSは要るだろうと思うんですが、どうせ廃棄するなら有効利用すべきだと考えます。
これは一部の識者(高橋洋一氏など)も指摘している通り、どうせ廃棄するならウクライナにそれを依頼すべきだと私も考えてます。廃棄する時期はウクライナに決めてもらうという事です。もちろんMLRSで使うすべての弾薬も含めてです。廃棄する前にウクライナ軍が実際に動くかどうかを試験するのも自由、ロケット弾を発射してウクライナ領内(のロシア占領地)で廃棄するのも自由、互換性を試すためにアメリカから供与されたロケット弾を使うのも自由、将来的には300㎞の射程があるATACMSを日本が供与したMLRSで実際に発射試験をするのも自由です。
日本の売国野党や反日マスゴミがどんなに騒ごうが、岸田総理に覚悟があれば「あくまで廃棄を依頼したのであって、その前に実戦で稼働試験をするのはウクライナの自由」と突っぱねることはできるはず。岸田総理の胆力次第なんです。そしてこれができれば日本もようやく他のG7諸国並みだと言えると思います。
が、やはり岸田さんには無理だったようですね。これが日本の限界なのでしょう。ただ日本のマスゴミの平和ボケというか利敵行為は許しがたい。岸田総理がウクライナに入り前に報道しました。普通ならウクライナのゼレンスキー大統領と会談した時点で初めて報じるべきです。マスゴミは岸田総理がどうなっても良いと軽んじているのか?万が一、キーウへの移動中の列車をロシア軍に攻撃され岸田さんが亡くなったらどう責任を取る気だったのでしょうか?その報道機関は存続できませんよ。これには呆れ果てました。
ウクライナ訪問で岸田総理の面子は立ちました。MLRS供与できなかったのは不満ですが、日本の威信も何とか保たれたのでこの点だけは良かったと思います。しかしマスゴミの利敵行為は許せません。スパイ防止法を早急に制定してマスゴミの売国行為に鉄槌を下せるようになることを切望します。皆さんは岸田総理のウクライナ電撃訪問、どのような感想を持たれましたか?
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