文谷数重と清谷信一
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今日の記事はマニアックで全く一般受けしないと思うので、国防に関心のある方、軍事に興味のある方以外はスルーして下さい。
先日『歴史群像6月号』を買ったついでに『軍事研究6月号』も買いました。なぜかというと1944年型米機甲師団の編制図が載っていたからです。何を隠そう、数十年前航空ファン別冊『米英機甲師団』という本を見つけたんですが、当時懐かしの立風書房ジャガーバックス『ドイツ機甲軍団』の復刻版を買いに行っていて3800円(今ならもっと高騰していますな)も使ったのでお金に余裕がなく買うのを断念したんです。後日お金を用意して『米英機甲師団』を買いに行ったところ、誰かが買ったのか返本されたかで無くなっていました。
『米英機甲師団』には第2次大戦中のアメリカとイギリスの機甲師団の編制図と兵力が詳しく載っていたお宝本だったんですが、その後古本屋で探しても見つからず激しく後悔したところでした。米英機甲師団の編制図自体はアメリカ軍事サイトで見つけたのですが、英語で書いてあるので詳しい内容は分かりませんでした。そこに軍事研究6月号で丁度米機甲師団1944年型の編制図を見つけたというわけです。ただ致命的な誤植もありました。左下の機甲工兵大隊は機械化歩兵大隊が正解です。機甲工兵大隊は右上に別に載っていますし、左下の機甲工兵大隊の隷下に機甲小銃中隊(これも機械化歩兵中隊が正しいのでは?)があるのはおかしい。
などと非常に前置きが長くなりましたが(苦笑)、本題です。6月号の中に文谷数重氏の「必要性を検証!19式装輪155㎜榴弾砲」という記事がありました。兵器の評価自体は平凡だが他国の兵器に極端に劣るわけではなく、費用対効果を考えたらまずまず無難という結論で私も納得したんですが、その後こんな兵器を導入するなら牽引砲のFH70を改良しろとか軽量のM777を導入しろなどと清谷信一のようなことを言いだしたのでおや?と思いました。
そこでネットで調べてみると、清谷氏同様ある程度の軍事知識はあるが結論を自衛隊ディスにもっていく特殊な人のようです。清谷氏も90式戦車導入の時74式戦車の改良で済ませろなどと信じらない暴論を吐いていましたからね。文谷氏も中国で記事が評価されるような反安倍の人で5chでは揶揄されている存在でした。
軍事研究の記事だからといってすべてを鵜呑みにするのは禁物だと改めて反省した次第です。私の個人的見解では、南西諸島防衛には19式装輪155㎜榴弾砲は役立たないが、ロシアと対峙する北海道には必要だろうと思うんですよ。敵は別にシナだけではありませんからね。北海道にも十分な防衛力を残しておかないといつウクライナのように侵略されるか分かりませんから。陸上戦では自走砲は重要ですよ。牽引砲は陣地転換に時間がかかるので対砲兵戦でやられてしまいます。
自走砲なら装軌式の99式自走155㎜榴弾砲があるから要らないだろうという声もありますが、装軌式、装輪式どちらにも一長一短があるので両方持ってて良いと思いますがね。でないとカエサルとかアーチャーのような装輪式自走砲は登場していないはずですし。
清谷氏は知る人ぞ知る結論のおかしい人、文谷氏も同じ穴の狢のようです。左翼で軍事オタクだと宮崎駿のようにこじらせるんですかね?(謎)
追伸:
そういえば逆神田岡俊二もパヨク軍事オタクでしたね。同じ逆神でも神浦元彰さんはユーモラスで大好きでしたが、田岡は発言が一々鼻につく嫌な奴でした。清谷、文谷も同じ系譜なんでしょうね。
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