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2023年5月29日 (月)

現代の航空戦は機体のスペックだけで優劣は決まらない

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F-16は、スペックで優るロシアのスホーイSu-35戦闘機に勝てるのか?


 私も軍事をちょっとかじっただけで素人に毛が生えた程度の浅い知識しかありませんが、それでもウクライナに供与されると言われるF-16のBlock 50/52相当ならSu-35に十分対抗できると思いますよ。

 一般的にはSu-35は最大400㎞の探知距離を誇り同時に30目標を把握、そのうち8目標を同時追尾できると言われています。ウクライナ戦争でロシア製兵器のスペック詐欺が暴露されたのでそこまで信用はできないんですが、F-16Block 50/52のAN/APG-68(V)5は最大探知距離296㎞なのでたしかに劣っています。

 しかしこれは両者ともあくまで最大探知距離で、実用探知距離(戦闘機を把握して空戦できる距離)はAN/APG-68(V)5でルックアップ65㎞、ルックダウンで50㎞しかありません。ここから類推するとSu-35の実用探知距離もルックアップで100㎞程度ではないかと考えます。この辺り自信ないのでご存知の方はご教授ください。

 Su-35の装備する空対空ミサイルはR37のブースター付きで最大射程400㎞、アムラームスキーと揶揄されているR77の最新型で最大射程160㎞です。一方ウクライナが受領するF-16が装備すると思われるAIM-120AMRAAMは最新型のD型は最大射程180㎞ありますが、C型なら105㎞です。

 R37は命中精度に難があるのでそこまで気にしなくても良いのかもしれませんが、R77の160㎞の射程は確かに脅威です。探知距離が長く、ミサイルの射程も長かったらワンサイドゲームになりかねません。ただ現代の航空戦にはAWACS(早期警戒管制機)があります。NATO軍が運用するE-3AWACSは最大探知距離500㎞です。

 しかもF-16などの西側戦闘機とはデータリンクで結ばれています。AWACSの管制下、Su-35のレーダー探知外から戦闘機が空対空ミサイルを発射し、別の機体が中間誘導を引き継げば、Su-35の方がワンサイドゲームで撃墜される可能性は高いと思います。一応ロシアにもA-50やA-100などの早期警戒管制機はありますが、レーダー探知能力で若干劣ると言われています。その前にロシアの反政府勢力かウクライナの特殊部隊か知りませんが、ロシア領内の空軍基地に潜入して2機くらいAWACSを破壊していましたよね。

 ウクライナ軍が将来のF-16の導入まで見越して破壊工作していたとしたら凄いと思うんですが、真相は分かりません。もちろんロシア側にも対抗手段はあって、R37の長射程を生かしてNATOのAWACSそのものを破壊する手はあります。しかし、NATO側はウクライナ領空には入っていないと言い張るでしょうから、NATOへの攻撃とみなされてロシアとNATOとの全面対決になりかねません。そこまでロシアに覚悟があるかどうか?

 戦争ですからどう転ぶか分かりませんが、現状のままだとウクライナ空軍の方に分がありそうです。ウクライナ軍はロシアのAWACSを攻撃できるのに、ロシアはNATOとの全面戦争を覚悟しないと西側のAWACSを攻撃できない訳ですからね。

 とはいえF-16の操縦訓練は一朝一夕ではできないと言われます。最短でも4か月かかると言われますから、間もなく始まる反転攻勢には間に合わないでしょう。しかし反転攻勢がある程度成功し、アゾフ海に達しクリミア大橋を射程圏内に収めた後なら、F-16の戦闘参加は面白くなると思います。

 皆さんはF-16とSu-35の比較、どのように思われますか?

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