ボクサーRCH155自走砲
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年末に買った軍事研究1月号を今頃読んでいるんですが、メルケル政権下で軍事費を削りに削られ弱体化したドイツ連邦軍が、ウクライナ戦争を受けようやく再建に進みつつあるという記事がありました。
冷戦期、アメリカ陸軍に次ぐ規模を誇っていた陸軍の第1装甲師団は2025年現在主力戦車であるレオパルド2A8戦車がわずか88両しかないそうです。これは日本唯一の機甲師団である第7師団(戦車200両前後)よりはるかに少ない数で驚きました。レオパルド2戦車の最新型である2A8は、近接防御用にトロフィーAPS(アクティブ防護システム)などを搭載したため、従来の車体の改修では難しくなり車体も砲塔も完全新生産になったそうです。そのために数が揃わないのかもしれません。
第1装甲師団隷下の第21戦車旅団には、レオパルド2戦車の代わりに8輪装甲車ボクサーが配備されています。2個ある戦車旅団のうち1個が装甲車主体だと機甲打撃力の面で不安が残りますが、現在ドイツ軍ではアメリカのストライカー装甲車を参考にファミリー化を進めており、ボクサーの車体にPzH2000と同じ52口径155㎜砲を搭載した装輪自走砲のRCH155を開発しました。
今のところ第1装甲師団の砲兵教導大隊には装軌式のPzH2000×24両、自走ロケット砲のMLRS2×8両しかありませんが、戦車旅団内にRCH155を装備する砲兵大隊を新設する予定だそうです。
RCH155は、これまでの装輪自走砲ではできなかった走行間射撃ができるのが特長で、生存性が極めて向上します。装軌式でもある程度準備してからの砲撃しかできなかったので画期的です。車体を見るとトップヘビーで走行間射撃すると車体がひっくり返りそうですが、姿勢安定装置と高度な射撃制御で何とかなったのでしょう。走行間射撃で命中精度が若干落ちそうですが、今はGPS誘導砲弾があるので問題ないのでしょう。
今の装輪自走砲はトラックタイプの車体に砲を載せるのが主流ですが、今後はRCH155みたいなファミリー化した装甲車の車体に載せるタイプが増えるんでしょうかね?そういえば24式機動120㎜迫撃砲はあるのでRCH155みたいな自走砲はできないものかと考えています。
19式が採用されたばかりなので無理か?日本の場合は水際撃退が主流なのでトラック式でも問題ないのかもしれません。上陸されたらほぼ詰みでしょうし。
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