アメリカ海兵隊第1海兵師団
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海兵隊と言えば、主に着上陸作戦を担当する部隊で先進国ならどの国もほぼ持っています。しかし海兵隊として独立している国はそれほど多くなく、多くは海軍所属か酷い場合は陸軍所属で継子扱いされるケースが多いと聞きます。ところが世界一の超大国アメリカだけは海兵隊が陸海空三軍に並ぶ強力な組織で、航空戦力も持っておりへたな中小国なら海兵隊だけで滅ぼすことができるくらい強力です。
現在アメリカ海兵隊は4個の海兵師団と4個の海兵航空団を保有しています。海兵師団と海兵航空団はセットでそれぞれの海兵遠征軍に所属しています。3個の実働部隊と1個の予備役集団です。それぞれの遠征軍は兵站群を持っており、それ以外にも小分けにできる各種の遠征部隊があります。
第1海兵師団の兵力は1万9千人。第2海兵師団も1万9千人、第3海兵師団はちょっと減って1万7千人(7500人という資料もあり)。予備役の第4海兵師団はぐっと少なく5000人から1万人以下だと思います。第4だけ資料が見つからなかったのであくまで推定です。
NATO記号を知っている方なら編制図を見ていただくと分かる通り、昔ながらの三単位編制(歩兵【海兵】連隊3個基幹)に1個砲兵連隊が付くという編制です。米陸軍では機動性重視で旅団戦闘団編制(師団内に2~4個の旅団戦闘団と1個ヘリ強襲旅団を持つ)に変わりましたが、海兵隊の場合は準備をして上陸作戦を行う事から師団単位で動く必要性があるからでしょう。
これすらも平時編制で戦時に移行すると予備役を招集して2万6千人くらいに膨れ上がるそうですから恐ろしいですね。陸上自衛隊の方面隊と同等かそれ以上の兵力です。昔、支那事変当時日本軍の1個師団は国府軍(国民政府軍 蒋介石の軍隊)1個軍と対抗できると言われていましたが、現在なら米海兵隊1個師団で日本の陸上自衛隊方面隊と戦えそうですね。
いやあ、アメリカが同盟国で本当に良かったですよ。
追伸:
参考までに『アメリカ海兵隊の遠征規模』という記事も合わせてお読みください。
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