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カテゴリー「 軍事」の記事

2022年3月21日 (月)

理想的陸上自衛隊戦闘序列

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 あくまで趣味の記事ですのでスルーお願いします。

 この前、航空自衛隊の飛行隊一覧を調べたので陸上自衛隊の師団・旅団一覧を書こうと思って調べたところ、あまりの貧弱さに書く気力が失せました。甲師団で9000名、乙師団で7000名いるはずが、ほとんどの師団が定数割れ、乙師団の7000名の定数すら満たさない部隊ばかりでした。こんなことではシナの侵略を防ぐことはできないと思い勝手ながらこれくらいは必要だろうと作成しました。

 本来第7師団は3個戦車連隊編制ですが、日本の戦車連隊は連隊という名の大隊ですので思い切って現代米軍並みの戦車44両定数の大隊にしました。偵察戦闘大隊は米陸軍でいう機甲偵察大隊のことですが、陸自はたった1個しかないのでこれも大増強しました。こちらは戦車27両定数です。これに加えてM3ブラッドレー騎兵戦闘車みたいなものの編入を想定しています。米軍のブラッドレーのM2歩兵戦闘車とM3騎兵戦闘車の違いが分からないんですが、ただ装備部隊の違いなんですかね?だとしたら89式装甲戦闘車でも良いような気がします。第7師団以外の偵察大隊は装輪装甲車でも可です。本州の師団の戦車大隊は16式機動戦闘車を戦車の代わりにしても良いかも?

 第7師団は44両×5+27両で計247両の戦車を保有します。これで米陸軍歩兵師団(という名の実質機甲師団)並みの戦車戦力になりますね♪一応師団は3個歩兵連隊、1個砲兵連隊基幹、旅団は2個歩兵連隊、1個砲兵大隊基幹にしています。第7師団以外は1個戦車大隊を有します。付け加えると第7師団の歩兵連隊は機械化歩兵連隊にすべきでIFV(歩兵戦闘車)装備にしてほしいですね。ないならAPC(装甲兵員輸送車)でも良いが…。

 師団定数を16000名にしたのは米軍の戦時編制21000名にするほど大規模なヘリ部隊を持っていないからです。これでも1師団辺り4個くらいは旅団戦闘団が出来ますよ♪あとは米軍並みに通信大隊、補給大隊など後方部隊も充実させてほしいですね。ヘリ部隊は別途空挺師団を創設してそこに集中配備した方が良いと思います。工兵連隊を入れ忘れましたが、当然全師団に編入すべきです。

 今考えたら最初から旅団戦闘団編制にすべきだったと気付きました。なるだけ原型を生かそうとして失敗しましたよ。ともかくここまで大増強する必要はないと思いますが、これくらいあるとシナは侵略する気が無くなると思いますけどね。

 皆さんの理想の陸自編制はどうですか?(笑)

2022年3月19日 (土)

航空自衛隊飛行隊一覧2022年

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 旧ヤフーブログ時代に2017年版を書いた記憶があるんですが、その後若干変動があったので2022年現在の航空自衛隊飛行隊一覧を載せておきます。大きな違いは三沢基地の飛行隊が最新鋭ステルス戦闘機のF-35A装備になったことと、百里基地の第501偵察飛行隊の廃止、美保基地に空中給油機装備の第405飛行隊の新設くらいでしょうか。

 細かいところでは、三沢基地第601飛行隊の早期警戒機が最新鋭のE-2Dアドバンスドホークアイになったこと。ただ全機機種変換はできてないと思うのでまだE-2Cホークアイは残っていると思います。

 百里基地の301、302飛行隊はF-4EJ改ファントムⅡがすべて退役しF-35Aに機種変換して三沢に行きました。代わりに三沢の第3飛行隊が百里に来た形です。ファントムが無くなったのは寂しいですが、マルチロール機のF-2が来たので関東の防空は万全です(笑)。理想的にはあと5個飛行隊くらいF-35A装備の飛行隊を増やしてほしいですけどね。そして残りのF-15J/DJ装備の飛行隊はF-3に変換。戦闘飛行隊は現在12個ですが、15個くらいに増やしてほしいですよ。20個でもよいくらい。

 百里と新田原(にゅうたばる)基地は航空機用掩体(バンカー)を大量に作り3個飛行隊くらいいても良いと思いますよ(収納できるかどうか分からないので勝手な想像ですが…)。そして有事には前線の基地に進出したり、宮中給油機を使って長距離作戦をする。防衛費を増額してE-767AWACSももっと増やすべきですね。現状の4機だとちょっと少なすぎる気もします。あとはアドバンスドホークアイの能力次第というところでしょうか。

 早期警戒管制機(AWACS)は今回のウクライナ戦争でも猛威を振るっていますから、日本上空の航空優勢を維持するには必須だと思うんですよ。日本政府は本気で国防に取り組んでもらいたいと強く願います。

2022年3月17日 (木)

ロシア軍の揚陸能力

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 最近、ウクライナ戦争を受けて、近い将来極東ロシア軍の北海道侵攻があるのではないかという論がネット上で散見されます。もちろん有事に備えることは必要ですので最悪を想定して準備しておくのは当然です。では現状、ロシア軍はどれくらいの揚陸能力があるのか気になり調べてみました。

 過去記事『アメリカ海兵隊の遠征規模』で紹介した通り米軍には平時でも1個海兵師団(戦時編制で2万1千人)を60日間作戦できる海兵遠征軍(MEF)があります。このMEFは海兵師団の他に固定翼機を150機、ヘリを150機という編制を持っており中小国なら殲滅できるくらいの戦力です。そして有事になったら軽く5個師団以上の兵力を集中できる膨大な数の強襲揚陸艦などの艦艇を持ちます。軍事超大国アメリカはあくまで例外で、これも過去記事で書いたと思いますが、シナ海軍は頑張っても1個師団(シナ陸軍編制では15000~16000人程度)を揚陸させるのがせいぜいです。

 ですから台湾海峡を渡る侵攻作戦は非常に難しいと思います。軍事に詳しくない方は大量の漁船に分散して押しかければよいという人も居ますが、ただ兵士だけを送り込んでも殲滅されるのがオチです。敵地に上陸する場合、まず上陸地点の航空優勢を獲得し、航空機の近接支援を受けながらの上陸が必要で、上陸部隊は早急に橋頭保を築かなければなりません。いったん橋頭保さえ築けば、その後の補給は一般商船でも可能ですが、その場合も本国と橋頭保の制海権、航空優勢を維持しなければ上陸部隊は補給が枯渇し全滅します。

 話を本題に戻し、極東ロシア軍、ロシア太平洋艦隊の揚陸能力を調べてみました。といってもあくまでネット上の情報なので間違っている可能性があります。その場合ご指摘下されば修正させていただきます。

 

 まずロシア軍の揚陸艦と言えば、ソ連時代からあるイワン・ロゴフ級ドック型揚陸艦が有名ですよね。満載排水量14000トン、戦車14両あるいは兵員520人を搭載でき、ホバークラフト2隻か小型揚陸艇1隻をドック内に収納しています。これが揚陸作戦の主力になるだろうと思い調べてみると2012年に老朽化で全艦退役していたみたいです。

 ということで、現在はより小型のロプーチャ級揚陸艦が主力です。これは28隻も建造され太平洋艦隊に何隻配備されているか分かりませんが、漫才排水量4080トンで詳細は変わりません。ただ小型なので他国の同クラスの揚陸艦から見て、兵員は多くても200人は超えないだろうと思います。戦車もおそらく10両未満。

 その他、イワン・グレン級揚陸艦を配備中ですが、まだ太平洋艦隊には来ていない可能性があります。4隻計画され2隻が就役、北方艦隊とバルト海艦隊に1隻ずつ配備されています。こちらは満載排水量6600トン。戦車なら13台、兵員ならIFV(歩兵戦闘車)+歩兵300人の搭載能力があります。

 もしロシアが北海道侵攻を本気で考え、イワン・グレン級2隻、ロプーチャ級を20隻くらい太平洋艦隊に集中したとすると、歩兵5千人程度の揚陸能力を持ちます。あとは武器弾薬を搭載した支援艦艇がどれくらいあるかですが、この程度なら北海道に駐屯する自衛隊だけでも対処できそうです。もちろん自衛隊は継戦能力が低いのでできるだけ早く米軍の支援が必要なのは言うまでも有りません。やっかいなのはシナの台湾侵攻とロシアの北海道侵攻が同時に起こった時。

 日米同盟が正常に機能した場合は米軍の支援が見込めますが、北海道と南西諸島に関しては自衛隊が主体で戦わなくてはなりません。バイデン政権のアフガニスタンやウクライナでの対応を見ると、武器弾薬と情報はくれるでしょうが、部隊の派遣は無いと考えたほうが良さそうです。その際日本国民の覚悟も必要ですよ。自分の国は自分たちで守るという気概がなければ滅びます。ウクライナ戦争でも分かったように日本国内にはロシアや特亜の工作員が山ほどいます。これらは有事にはテロを起こし日本の社会インフラを破壊しますよ。マスゴミも情報テロを起こすでしょう。

 日本を守るために早急に必要なのはスパイ防止法。売国奴を一掃し有事に邪魔させなくするのが第一です。その上で国を守るために国民一丸となって戦い抜く覚悟。これさえできれば日本は生き残れると確信します!

2022年3月 3日 (木)

現代戦の補給と大隊戦術グループ

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 今回の記事はちょっとマニアックになるので一般の方はスルーしてください。

 大隊戦術グループ(BTG Battalion Tactical Group)というのはロシア軍の戦術単位です。通常

1個自動車化狙撃大隊(3個狙撃中隊基幹、これに迫撃砲中隊が加わる)

1個戦車中隊

1個砲兵大隊(2個砲兵中隊基幹)

1個電子戦中隊

から成り、1000名前後の兵士で構成されます。

 ロシア軍は、ソ連時代の強大な師団編制とは違い重要拠点(北方領土など)以外ではよりコンパクトな旅団編制に移行しています。規模も当然縮小し、冷戦時代みたいな100個以上の師団でNATO軍を強襲するというような恐怖は無くなりました。従来の師団編制中心なのは超大国アメリカだけかもしれません。日本の陸上自衛隊も師団編制中心ですが実質は旅団規模ですしね。

 米軍が最小戦略単位の師団をいくつかに分割し旅団戦闘団として実際の戦闘に当たる様に、ロシア軍も旅団を分割しBTGが実戦を担います。今回のウクライナ戦争でもロシア軍は100個以上のBTGを集めたそうです。私は気づかなかったんですが、ネットを見ていると現在のロシアの苦戦はBTGが原因ではないかという指摘がありました。私もロシア軍の兵站能力には疑問があって継戦能力を疑っていたんですが、BTGそのものを原因だと断じたのは目からうろこでした。

 BTGそのものは規模の大小はあれ世界中の軍隊が採用している戦闘団編制の一つですが、あまりにも数が多くなりすぎると戦場の末端まで十分な補給が行き届かなくなるのです。ただでさえ膨大な物資を必要とする現代の軍隊ですから、それが戦線の広域に広がってしまっては収拾がつかなくなります。

 現代戦の要は情報と補給。ウクライナのような広大な戦場ではまず戦線の後方に一大補給拠点を設けなければなりません。本国からの物資はここに集積されます。そこから前線に届けるわけですが、鉄道が縦横に走っている国(フランスなどが代表)はともかく、それ以外は輸送トラックで運ばなければなりませんし、それ自体も燃料を喰います。

 超大国アメリカですら、第2次大戦時西部戦線であまりにも進撃しすぎてドイツ国境に辿り着くころには補給が追い付かなくなりました。その間隙を突いたのが有名なドイツ軍のバルジの戦い(アルデンヌ攻勢)で、楽勝ムードの連合軍に冷や水を浴びせました。湾岸戦争の時はその反省を生かし砂漠に一大補給拠点を設け戦線が拡大するにつれリレー方式で拠点を設けて行き物資を送ります。米陸軍第82空挺師団の主任務は対戦車攻撃よりはむしろ補給拠点の構築と防衛だったほどです。ところがイラク戦争の時はイラク軍を舐め切って補給基地が十分に機能できないときに急進撃しすぎてバクダッド進撃時に一時的に補給切れになる危機がありました。

 アメリカよりはるかに国力が劣るロシアは、補給の負担に耐えれるのか危惧されていました。戦争前、元自衛隊幹部の軍事評論家がこぞって開戦はないと言っていたのはまさに補給問題があったからでした。ロシアや特亜のスパイのような反日左翼連中とは一線を画すべきだと思います。ただ平時でも20万近い軍隊が国境沿いに張り付いていたらそれだけで膨大な物資を消費するので私はいずれ何らかの行動はすると思っていましたが。

 NATOも部隊を送ることはしなくても衛星情報とか偵察機情報はウクライナに提供しているでしょうから、ロシア軍の補給拠点はウクライナも把握していると思います。ウクライナ軍はロシア本土から補給拠点、補給拠点から前線に向かう補給部隊の車列をゲリラ的に襲えばよいだけなので戦いやすいでしょう。

 補給の負担を考えると米軍のような旅団戦闘団(規模は4500名から5000名弱)くらいが限界なのかもしれません。もっともこれは大戦争で国外遠征をする場合で、国土防衛戦ならそこまで心配する必要はないのでしょう。

2022年1月 5日 (水)

12式地対艦誘導弾能力向上型について その2

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 先日の記事以来12式地対艦誘導弾能力向上型の潜水艦搭載についていろいろ調べているんですが、防衛省が公表したイメージ画像通りだと米軍のLRASMにしていますね。LRASMは米軍が現役のハープーン対艦ミサイルの代替として開発している新型長射程巡航ミサイルで対艦目標と地上目標どちらにも使える優れものです。LRASMは空中発射型で射程800㎞、水上艦発射型で射程560㎞あります。

 LRASMはB-1Bステルス戦略爆撃機用としては実戦配備されていると思います。F/A-18E/F用とF-35用の空中発射型がテスト中というニュースを聞いた記憶がありますがこれが現在実戦配備されているのかどうかは分かりません。水上艦発射型もすでに2013年にはMk.41VLSでの発射実験に成功しているのでハープーンと完全に置き換わるのも時間の問題だと思います。

 12式地対艦誘導弾能力向上型が目指すのは射程1500㎞。これがLRASMと同じサイズだとすると空中発射型と水上艦発射型は問題なく搭載できるでしょう。問題は潜水艦発射型で、この形状だと魚雷発射管からの発射は難しいと思います。VLSを乗せるとしてもESSM(発展型シースパロー)やVLA(垂直発射型アスロック)用の通常サイズではなく、より大型でSM-3やトマホークを撃てるストライクレングスが必要になります。

 私のイメージでは、12式を水上艦発射型にした17式艦対艦誘導弾を想像していました。これならサイズ次第ですがすくなくとも直径は35㎝なので余裕で海自潜水艦の533㎜魚雷発射管に収まります。17式をベースにしたらタクティカルトマホークの53.1㎝までは直径を拡大できます。

 もし日本政府が本気で潜水艦発射型の巡航ミサイルを開発するならLRASM型のステルス形状ではなく葉巻型のトマホークタイプにすべきです。こうなると空中・水上艦発射型と潜水艦発射型で二種類の形状にしなといけないので時間がかかりそうです。海上自衛隊は潜水艦用の対艦ミサイルとしてハープーンも搭載していますが、潜水艦乗りはハープーン発射に消極的だそうです。というのもハープーンは発射の際騒音が大きく遠くからでも簡単に対潜哨戒機から補足されます。シナやロシアの対潜哨戒機にどれほどの索敵能力があるか分かりませんが、生存性向上のためには潜水艦から巡航ミサイルを発射するのは最後の手段ということになりそうです。

 となると緊急性を考えればまず空中発射型と水上艦発射型を先に開発し、潜水艦発射型は後回しにしたほうがよさそうです。そして潜水艦発射型はステルス形状ではなくトマホークのような葉巻型ミサイルにすべきだと個人的には思います。

2022年1月 3日 (月)

ようやくまともになりつつある日本の国防、潜水艦発射巡航ミサイルに対する私見

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「敵基地攻撃」検討を本格化へ、ミサイル防衛の重層化図る…政府の国家安全保障戦略!


 日本政府は迫り来る危機に対し遅きに失しながらもようやくまともな国防戦略を検討し始めました。ただ時間が許すかどうかは非常に疑問です。敵が撃ってくるミサイルは核弾道ミサイルの他に核と通常弾頭の巡航ミサイル、最近は現在の防空システムでは物理的に迎撃不可能な極超音速ミサイルまで登場しました。

 まともな国防意識があるなら、専守防衛が第2次世界大戦の遺物で現代戦には全く通用しない化石のような概念だと理解できます。当時はミサイルもなく敵が上陸して初めて反撃できるという異常な概念ですから。本当に日本国民の命を守るなら敵がミサイル発射の兆候を見せたら即こちら側からミサイルを撃ち込んで破壊し発射させないことが重要です。これは国防の範疇です。実際は撃ち漏らしもあるでしょうから、日本に被害が生じたら何倍にも報復できる兵器も必要です。

 その意味では、潜水艦から発射する巡航ミサイルは必要だと思います。最悪の場合日本の自衛隊基地は敵の巡航ミサイル、極超音速ミサイルの飽和攻撃で一時的に使用不能に陥っているでしょうから。艦船も横須賀、呉、佐世保、舞鶴にミサイル攻撃を受けたら何隻稼働できるか疑問です。ですから、有事になる前に潜水艦隊は出港しておき、敵が攻撃したら報復できる体制作りが必要だと思います。

 日本政府は、この潜水艦発射型巡航ミサイルに12式地対艦誘導弾の長射程改良型を検討しています。現状12式は射程距離150㎞、改良型では1000㎞以上(1500㎞以上という話も)になるそうです。艦船発射型、航空機発射型、潜水艦発射型が開発中です。このうち、艦船型と航空機型は問題なくできると思います。

 問題は潜水艦発射型で、一部にはVLS(垂直発射装置)を設けるべきだという意見もありますが私個人的には反対です。即応性から行けばVLSであることが望ましいんですが、自衛隊潜水艦の主任務は敵潜水艦の補足、破壊です。日本の潜水艦は他国に比べ静粛性に優れ潜航深度も600m以上あると言われます。これは最高軍事機密の一つなので断言はできませんが、おそらく西側ではアメリカのシーウルフ級に匹敵するかそれ以上だという話もあります。

 ソ連の原潜に対抗するため最高の技術を結集したシーウルフ級は、コストが嵩みわずか3隻しか建造されませんでした。これではロスアンゼルス級を代替できませんから、より安価でそこそこの性能であるバージニア級を米海軍は採用しました。これも軍事機密なのではっきりとは言えませんが、バージニア級の潜航深度は488m、圧壊深度で590mだと言われています。攻撃型原潜でVLS搭載ならこれくらいで十分なんです。通常動力型潜水艦はせいぜい20ノットくらいですからね。

 バージニア級のVLSは12基。理論上12発の巡航ミサイルを同時発射できます。その他米海軍は弾道ミサイル潜水艦を改造した改良型オハイオ級も保有しており、なんと154発も巡航ミサイルをVLSに搭載しています。日本が原子力潜水艦を保有するなら話は別ですが、通常動力型潜水艦にVLSを搭載するとどうしても潜航深度、圧壊深度が落ちてしまいます。水圧に耐えられるようにVLSの発射口を強化したらその分重くなり船体構造そのものが変わります。通常動力型潜水艦とくに日本の潜水艦は潜航深度が命。だとしたらVLSではなく魚雷発射管から巡航ミサイルを発射できるようにすべきです。

 実は自衛隊の潜水艦も対艦ミサイルのハープーンを搭載しています。ハープーンの中には地上目標を攻撃できるものもあり自衛隊も導入するという話を聞いた記憶があります。その後どうなったのかは知りませんが…。12式改良型の潜水艦発射タイプがハープーンくらいのサイズで収まれば搭載できると思います。ハープーンから発展した長射程対艦巡航ミサイルLRASMのサイズが分かりませんでしたがどれくらい大きくなったんですかね?あまりハープーンとサイズが変わらないとすれば、12式改良の巡航ミサイルの魚雷発射管からの発射もできそうな気はするんです。

 韓国が通常動力型潜水艦にVLSを設けて巡航ミサイルを搭載しようとしていますが、通常動力型潜水艦の主任務を考えれば愚の骨頂だと思います。もっとも韓国は通常動力型潜水艦の潜航深度も低いと言われてますがね。結局は12式改良型のサイズ次第。533㎜発射管に収まるサイズなら海自潜水艦に搭載も可能だと思いますし、有効な報復手段になり得ます。新たにVLS搭載の潜水艦建造を検討するならアメリカからロスアンゼルス原潜の中古を買え!と言いたいですね。あるいはバージニア級を日本用にも建造してくれるよう頼むという手もありますが、時間がないのと米議会が認めるかどうかは疑問です。

 日本の国防の重要な問題ですから、12式改良型の巡航ミサイルがどうなるか非常に注目しています。

2021年11月23日 (火)

台湾陸軍戦闘序列

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 そう遠くない時期に起こるであろう台湾有事。シナ人民解放軍が上陸作戦を実行した時戦うであろう台湾陸軍の実力はどれほどかふと気になり調べてみました。規模的には日本の陸上自衛隊とあまり変わりませんね。師団編制が無くなり旅団が主力になったのは世界の潮流なんでしょう。

 私が興味を持ったのはシナ大陸の目と鼻の先にある金門島にわずか3個大隊しか配備していないこと。両棲というのは他国でいう海兵隊の事なんでしょうが機動的に動ける部隊がわずか1個。他の二つは貼り付け部隊。これで守り切れるのか疑問を抱きました。現在の人民解放軍の実力だと簡単に占領されますよ。もしかしたら台湾軍は金門島はいざとなったら切り捨てる覚悟なのか、それともシナとの協定で金門島には大部隊を配備しないという約束なのか分かりません。

 あと、馬祖列島に兵力を配備しているのも驚きました。地図を見てもらうと分かる通り馬祖列島は福州のすぐ沖にあります。恥ずかしながら馬祖列島まで台湾が実効支配しているとは知りませんでした。

 世界標準だと通常編制の旅団は5000人(WW2時なら9000人規模)くらい。5000×15で75000人。金門、馬祖の防衛部隊と各種支援部隊を合わせると90000人は妥当な線か?もっといそうな気はしますが、2020年の防衛白書の数字は正しいのでしょうか。陸戦の要である戦車はアメリカからM1A2Tエイブラムス戦車(M1A2Cの台湾仕様)の調達が始まったばかり。すべて調達すれば108両で恐るべき戦力になりますが、現在はどれくらいなんでしょうか。M-60Aでも善戦できるとは思いますが、これはシナ人民解放軍の99式戦車がどれくらいの実力があるか次第です。

 海軍は旧式化が目立ち、空軍も今や劣勢。これもアメリカからF-16V66機をいかに早く取得できるかが鍵になりそうです。旧式のF-16も最新型のF-16Vに準ずる能力に改修を行うそうですから時間との勝負でしょうね。

 逆に言うと、M1A2TとF-16Vの配備が完了したら勝ち目が薄くなりますから、シナはそれまでに侵攻を決断するかもしれません。台湾有事は日本の安全保障に直結しますから他人ごとではありません。

2021年7月10日 (土)

たった1兆4000億円なら国防のためにF-3は絶対に開発すべき

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【軍事技術】F2後継戦闘機、開発経費は1兆4000億円 …防衛省の「浪費」がまた明らかに!


 いつもの反日売国マスゴミによるいちゃもんですが、こいつらが軍事のド素人だって白状しているようなものですね。アメリカを中心に西側先進国で主力戦闘機になりつつあるF-35がいったいいくら開発費かかっているか知らないからこんな阿呆な発言できるんですよ。

 F-35は開発・調達費だけで3320億ドル(日本円で約36兆7000億円)もかかっており、今後の運用・メンテナンス費用も含めると総額1兆1100億ドル(日本円で約122兆7000億円)かかると試算されています。これはあくまで試算なので実際はもっとかかっているでしょう。最新鋭ステルス戦闘機を開発しまともな性能に仕上げるのは巨額な開発資金がかかるのは常識です。たった1兆4000億円でできるならむしろ安いくらいです。F-35と比べると桁が違う。これで国民の命が守られるならどんどんやって欲しい。

 それに軍事費の事を言うなら、日本が新型戦闘機を開発せざるを得なくなった理由を考えるべき。シナが現在進行形で日本を侵略しこのままでは滅ぼされるから国防力を強化しているにすぎません。平和で何もない国なら軍事にお金をかける必要はない。しかし、マスゴミは日本の国防力強化には基地外のように反対する癖にシナの異常な軍拡と他国への侵略行為には一切文句言わないんですよね。連中がいったい誰の指令で動いているか一目瞭然です。

 国民の命とたかだか1兆400億円のどちらが大事か、まともな常識のある日本人なら理解できるはず。今豪雨の時期ですが、わが熊本の恥ずかしい例を出すと、清流の鮎を守れと川辺川ダムの建設を中止し結果去年の集中豪雨で球磨川(川辺川はその支流)の大氾濫を招き60名以上の貴重な人命が失われた悲劇を思い出します。悔やんでも悔やみきれない。なのにいまだに反日左翼勢力はその責任を認めず、今度は全く無意味な流水型ダムを建設しようとほざく始末。連中にとっては人の命より鮎が大事、そして厳しい現実より綺麗事が好きなのでしょう。人間の屑だと思います。

 反日左翼がF-3開発をこれだけ反対するってことは日本にとって必要であり、シナが一番嫌がることなんだと理解しました。だったらたった1兆4000億円といわず、F-35を凌駕するような高性能ステルス戦闘機を開発するために10兆円でも20兆円でもつぎ込んで欲しい。軍事への投資は裾野が広いから他の産業も潤うはず。日本の未来を真剣に憂う良識ある国民は支持すると思いますよ。皆さんはどう思われますか?

2021年5月14日 (金)

書評『極超音速ミサイルが揺さぶる「恐怖の均衡」』(能勢伸之著 扶桑社新書)

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 近年日本の新たなる脅威としてクローズアップされてきた極超音速ミサイル。その定義はマッハ5を超える速度で弾道ミサイルのような放物線軌道ではなく終末時に不規則に動くミサイルです。大きく極超音速巡航ミサイルと極超音速滑空体に分類されます。発射時は通常のミサイルの通り滑空体なら放物線軌道、巡航ミサイルなら水平低空軌道です。ところが命中前の終末機動時に不規則な動きをします。現状、迎撃が非常に困難で日本のイージスアショア計画が頓挫したのも極超音速ミサイルが原因だとも言われています。

 滑空体と言ってもどのようなものか想像できない方も居ると思いますので簡単に説明すると、扁平の三角型弾体でその形状自体が揚力を発生させるため推進力がなくなった最終段階でも簡単な制御で不規則な動きが可能です。現在のミサイル防衛は放物線軌道を描く弾道弾か巡航ミサイルなら亜音速で捕捉しやすいものに限定されています。日本にもしシナやロシア、あるいはすでに北朝鮮も保有していると言われますが、極超音速ミサイルを撃たれると直撃は免れません。

 報道ではロシアやシナが極超音速ミサイルを実戦配備しているのに比べ、アメリカはまだ実験段階だと言われています。高い技術を持つはずのアメリカがまだ開発できていない理由は何かと疑問に思っていたんですが、本書を読んで氷解しました。すなわち、ロシアやシナは弾頭に核搭載を前提にしているのです。ですから核の加害半径内に落とせば済むので実戦配備が出来たのだそうです。一方、アメリカは核搭載を前提にせずピンポイントの精密な誘導を目指しているため開発が困難だと言われます。日本も極超音速ミサイルを開発していると言われますが、アメリカなどと協力し一刻も早く実戦配備してほしいですね。

 本書は技術的な面でも非常に参考になりました。大気中をマッハ1以上で飛行する物体は空中に衝撃波を発生させます。衝撃波が強ければ空気が圧縮加熱され飛翔体周囲の空気が電離しイオン化してプラズマになります。プラズマが飛翔体を包み込むと外部からの電波を遮断し通信途絶(ブラックアウト)するそうです。当然GPS信号も受信できず、外から電波で制御することも困難になります。ですから極超音速ミサイルは終末時の不規則機動をあらかじめプログラムしておくか、弾体内部に自律的に動くコンピューターなどの制御装置が必要です。制御装置は高温に耐えられなくてはならず、プラズマの膜を通してでも外の情報を取得できなければなりません。それがどれだけ困難か、素人の私でも想像できます。

 ですからシナが主張する極超音速の対艦ミサイルなど嘘っぱちだと分かります。数十ノットで動く艦船にあたるはずがない。核搭載なら加害範囲が広いので大体そのあたりに撃ち込めばよいのでしょうが、もしアメリカの空母打撃群を核攻撃したとなると全面核戦争を覚悟しなければなりません。ということで我々が警戒しなればならないのは固定目標だと思います。在日米軍基地、自衛隊基地は言うに及ばず有事になったら原発や都市の中心部も危ない。しかも命中精度に疑問があるからその周囲にも被害が及びます。

 日米が開発中の極超音速ミサイルはプラズマが発生しないぎりぎりの速度を目指すか、プラズマ発生時の制御を目指すかしかありません。ただ完成したら、ロシアやシナも迎撃は困難ですから有利になると思います。

 私は技術に疎いので頓珍漢な事を言っているかもしれませんが、核弾道ミサイル、巡航ミサイルと並ぶ新たな脅威としてわれわれ日本人も極超音速ミサイルを認識すべきだと考えます。

2021年4月28日 (水)

91式機雷

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 来るべき台湾有事、そして日本有事の切り札になるであろう機雷。潜水艦の潜航深度、圧壊深度と同じく最高軍事機密なので一般には全く知られていません。私も例外ではなくネットで集めた断片的情報だけです。現在海上自衛隊が使用しているのは15式機雷だと言われますが、どんなものか全く分かりません。一応、91式機雷を改良したものなので複合誘導型追尾上昇機雷だとされます。

 15式に比べ比較的知られている方の91式機雷は、爆弾型の形状をしており航空機により中深度へ敷設。うらが型掃海母艦の機雷敷設装置でも敷設可能だそうです。海底に鎮座する係維器、浮力を有する弾頭である缶体、両者をつなぐワイヤーで構成されています。目標を感知するとワイヤーが外れ缶体が浮力で上昇、目標に接近し爆発します。

 凶悪なのはここからで、それまでの80式機雷はロケット噴射で浮上するだけだったのが91式では浮上中も目標を追尾し続けることです。これは世界初だそうです。一説には離れたところから潜水艦で発射し、自走して目標エリアに到達、機雷として機能するという話もあります。これらは軍事機密なので私も真実なのか嘘なのか判断できません。まあ、有り得る話ではあると考えています。目標を感知すると海底に沈めた発射管からMk46短魚雷を発射するアメリカのキャプター機雷に勝るとも劣らない相手にとっては嫌な兵器だと思います。

 91式機雷は、パッシブソナー、アクティブソナーを用いた複合感応式で音響測的による定方位比例航法を行うために、傾斜計と方位計を用い地球重力・極北を基準とした姿勢制御を行なう上昇追尾方式だそうです。このあたりウィキの丸写しです。

 自衛隊が91式や15式をどれほど保有しているか知りませんが、もし少数なら今のうちに大量生産しておくことをお勧めします。有事には必要になるからです。シナの軍港・主要港にばら撒く必要がありますし、韓国がレッドチーム入りなら韓国の主要港も標的になりますから。掃海能力が低い特亜はまず艦艇が出動できなくなります。そして各国の商船はリスクが高いので入港を拒否するでしょうから兵糧攻めにできます。

 シナの経済中枢が沿岸部に集中しているのは、平時には貿易に有利だったかもしれませんが、有事には逆に致命的な弱点になります。第2次世界大戦でアメリカにこれをやられ酷い目に遭った日本だからこそ理解できると思います。機雷戦は現代の兵糧攻めです。万が一台湾にシナ人民解放軍が上陸できても最終的には機雷で海上封鎖され敗北するでしょう。戦争が終わっても日米が嫌がらせして機雷撤去しなければ自分たちで掃海するしかないでしょうしね。自国の海域は自国の責任ですからせいぜい頑張ってくださいな♪

 

 という事で、一般には知られることがないと思いますし、関心も薄いでしょうが機雷戦は日本防衛の切り札になると個人的には考えています。

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