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カテゴリー「 軍事」の記事

2022年9月25日 (日)

ウクライナに送る輸送トラックは何がふさわしいか?

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 私は一つの記事を書くとその関連項目にも興味が移るという悪い癖があります。前記事で日本もウクライナのために輸送トラックくらい援助すれば良いのでは?と書いたんですが、では何がふさわしいのか調べてみることにしました。とはいえ、私は車にもトラックにも全く詳しくないのであくまでネットで拾った程度の軽い情報です。間違っていることも多いと思いますので、お詳しい方がいらしたらご指摘お願いします。

 さて、援助するトラックで一番ふさわしいのは自衛隊が使用している輸送トラックをそのまま送ることです。現在陸上自衛隊が使用している最大のトラックは74式特大型トラック、通称7トントラックです。これは標準積載量7トン、最大10トンの積載量があります。とはいえ、自衛隊ですらぎりぎりの数で運用しているのでこれを供与することはできません。ではこれの民間バージョンである三菱ふそう・スーパーグレート(年代ごとに車種は変わっているが現在はこれ)はどうかと考えました。

 スーパーグレート単体の生産数は分からなかったんですが三菱ふそう全体のトラック生産数が年間だいたい3万台から4万台くらい。思ったより余裕がありませんね。日本の物流にも必要不可欠なので中古車もあまり余裕がなさそうです。では中古トラック全体ならどうか調べてみました。

 すると普通貨物車の中古登録車でだいたい17万台くらい、小型貨物車の中古で22万台くらいだそうです。この普通貨物車がどこまでを指すかは不明です。積載量2トンから6.5トンまでの中型貨物車のみなのか、それとも6.5トン以上の大型貨物車も含むのか?

 最悪軽トラでも助かるのでは?と素人考えで思いました。軽トラの積載量は350㎏。ちょっとした弾薬や81㎜中迫撃砲+砲弾くらいは運べると思います。81㎜中迫の重量は42㎏くらい。実は120㎜重迫撃砲も326㎏くらいなんでぎりぎり軽トラにも乗せらせそうな気はします。サイズは全く考えてません。ただ車載のままでは発射できないし、いったん降ろすことを考えると120㎜重迫は無理ですね。81㎜中迫ならもしかしたら車載のまま発射できるかもしれません。ここらあたりは軽トラの強度を知らないので何とも言えませんが…。牽引なら良いのか?ジープで105㎜軽榴弾砲くらいまでなら運べるそうだし…。もっともジープは4駆だから日本の軽トラとは違うけどね。

 結論として10トントラックはあまり援助できないが、中型、小型トラックの中古なら1万台くらいは供与できるかも?と思いました。焼け石に水かもしれませんが、ないよりはまし。もっとも泥濘期のウクライナの状況を知らないので一番理想的なのはドイツのウニモグのような4駆なんでしょうけど。というかドイツがウクライナにウニモグ援助しなさいよ!

 

※ちなみに、陸自の74式特大型トラックは4駆だそうです。ほかのスーパーグレートは違うみたい。

2022年9月19日 (月)

アメリカ陸軍の戦車保有定数

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 軍事に興味の無い方はチンプンカンプンだと思うのでスルー推奨です。

 たまたま陸上自衛隊の各部隊戦車保有定数を調べていて、戦車中隊の保有定数が74式戦車以前は1個戦車小隊4両×4個+本部小隊2両で18両定数だったことを知りました。それが90式戦車になって3個小隊に減らされ14両定数になります。10式戦車になった時、一時は1個小隊3両に減らされたという話も聞きましたが、最近では90式戦車と同様1個小隊4両、戦車中隊で14両定数に戻ったそうで一安心です。

 陸上自衛隊は戦車連隊の下に大隊を挟まず中隊が直結する編制ですので、戦車連隊は5個戦車中隊で14×5の70両戦車を保有している事になります。第7師団は3個戦車連隊を持っています。ですから戦車総数は70×3で210両です。これはあくまで定数でどこまで充足しているかは分かりませんが…。

 そこで本題に入るのですが、米陸軍は機甲師団、騎兵師団、歩兵師団と一応の区分はありますが実質はすべて機甲師団です。一例をあげるとイラク戦争時の第4歩兵師団。この時同師団は44両定数の戦車大隊×5個と27両定数(他にM2/M3ブラッドレー歩兵戦闘車が多数)の機甲偵察大隊1個で247両の戦車を保有していました。これは日本唯一の機甲師団といわれる第7師団を遥かに凌ぐ強力な戦力です。米陸軍はこれを4個の旅団戦闘団に組み入れ、残りの旅団一つは攻撃ヘリ、汎用ヘリからなるヘリ強襲旅団を編成していました。

 現在では第4歩兵師団も若干減らして2個戦車大隊と1個機甲偵察大隊を一つの重旅団戦闘団(戦車定数115両)に纏めているようですが、おかげで第1機甲師団は元の強力な戦車戦力に戻ったようです(一時は他の師団に戦車大隊を抽出されていた)。2021年現在で6個戦車大隊と3個機甲偵察大隊でなんと345両の戦車保有定数があります。おそらく世界最強の機甲師団でしょう。

 日本の陸上自衛隊もせめて米軍並みに戦車戦力を充実させてほしいですね。第7師団は言うまでもなく、台湾有事を見越して西部方面隊も西部方面戦車隊に纏めるのではなく、昔のように第4師団、第8師団に1個ずつ戦車大隊を復活させてほしいと思います。米軍並みに戦車大隊定数を44両にして全体の部隊数を増やせば理想ですが。第7師団も5個戦車大隊というように。それ以外に16式機動戦闘車を主力とする機甲偵察大隊くらいは設けて欲しいですよ。米軍のように歩兵戦闘車(IFV)は要らないから装輪式の装甲兵員輸送車/装甲車で良いですから。これもストライカーのようにファミリー化した方が良いと思いますよ。あとはもっとヘリ戦力も拡充してほしいですね。

 ウクライナ戦争を受けて日本も現代戦の厳しい現実に目覚めるべきです。北海道と九州は戦車拡充、沖縄など離島には機動力のある16式機動戦闘車部隊が早く動ける態勢にしておくべきだと考えます。特亜と財務省に負けないでほしいと強く願います!

2022年6月11日 (土)

開戦前帝国陸軍飛行戦隊一覧

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 以前終戦前の陸軍航空隊飛行戦隊戦闘序列の記事を内地と外地に分けて書いた記憶があるんですが、今回は開戦前の戦闘序列です。とはいえ、1941年8月のデータなので12月8日の対米開戦までかなりの改編はあったと思います。というのもこのデータだと新鋭機の一式戦闘機「隼」はまだ飛行第64戦隊(有名な加藤隼戦闘機隊)しか配備されていません。分かっているだけでも64戦隊と同じく南方総軍第三飛行師団第三飛行団隷下の飛行第59戦隊も一式戦を装備(21機)していたはず。

 

 その他の戦闘飛行戦隊も急ピッチで九七式戦闘機から一式戦闘機に改編途中だったでしょう。そうでなければこんな状況で戦争を始めるのは無謀ですからね。一方海軍は、すでにこの段階で空母機動部隊の艦上戦闘機部隊の他に基地航空隊にも零式艦上戦闘機二一型を100機以上配備していたので本気度が違います。

 

 支那事変で、デビューしたばかりの零戦が武漢辺りまで駆り出されていたのは、当時の陸軍航空隊が心もとなかったからなんでしょうね。本来なら支那大陸は陸軍航空隊の担当でしょうから。隼ならともかく九七式戦ではフライングタイガース(義勇軍という名の米陸軍航空隊)のカーチスP-40あたりに対抗できなかったでしょう。爆撃機も海軍の一式陸攻、九六中攻に比べると九七重爆はどうしても見劣りしますね。といっても九九式襲撃機は優秀な機体だったらしく海軍の九九式艦上爆撃機と共に最良の急降下爆撃機だと言われたので、すべてが悪いというわけでもありません。九九双軽も双発の軽爆撃機としては抜群の運動性を誇りました。

 

 情報ソースは例によっていつもお世話になっている欧米の軍事サイトから。ただしリサーチミスはあるかもしれません。それにしても機数まで調べているんですから恐るべきリサーチ力だと感心せざるを得ません。部隊名は英文を翻訳したので間違っていたらごめんなさい。たぶん合っているとは思うけど…。機体も原文ではKi27としか書いていないので日本名に直しました。キ27(九七式戦)やキ43(一式戦)はすぐ分かるんですがね。Ki15とかとっさに言われても分りませんよ(苦笑)。ちなみにキ15は九七式司令部偵察機のことです。

 

 せっかく作ったので記事にしてみました♪

2022年6月 7日 (火)

現代戦闘機の機体寿命

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 ウクライナ戦争で当事者のロシアが困っているのは当然ですが、シナ人民解放軍とくに空軍が頭を抱えているそうです。というのも国産ジェットエンジンの信頼性が低いシナ空軍は、ロシア製ターボファンエンジンに頼り切っており、その供給が厳しくなっているそうなのです。

ロシアとしても、今ウクライナで戦っている最中なので自軍への供給が最優先でシナに輸出する余裕がなくなっていると言われます。もともとエンジン寿命が短いことで有名なロシア製戦闘機、そしてロシアの技術を流用(パクった)したシナ製戦闘機はエンジン寿命がさらに短いと言われます。ではどれくらいか調べてみました。といっても軍事機密の類なのであくまで概略です。

 例えばSu-27で採用されているリューリカAL-31は当初800時間しかなかったそうです。その後改良されて現在では1500時間から2000時間はもつそうですが、現代戦闘機は定期的にメンテナンスする必要がありオーバーホールが必須なのでエンジン寿命も含めた機体寿命がどれくらいか気になりました。

 Su-27は機体寿命も2000時間くらいだそうです。その発展型Su-35では6000時間に伸びたそうですから頑張りましたね。ウクライナ軍でも使用しているMiG-29はSu-27と同様2000時間。これに比べ欧米の現用戦闘機はどうなのでしょうか?

 F-15は各型ごとにP&Wやジェネラルダイナミックスなど使用エンジンは異なります。F-15C/DのP&W F100-PW-220エンジンだと10000時間あるそうです。ただ機体寿命そのものは8000時間くらいだと言われていましたが、最近の情報だとこれも10000時間以上に伸ばせることが分かったそうです。F-15は頑丈な機体で有名ですからね。

 F-16も同じく機体寿命8000時間くらい。F/A-18はちょっと劣って6000時間だと言われます。海上での運用が前提なのでいろいろ厳しい制約があるんでしょうかね?潮風も良くなさそうですし。F-22はなんと16000時間もあります。そして日本でも採用しているF-35は8000時間に戻っています。まあだいたい8000時間あれば合格点なのでしょう。

 こうしてみるとSu-35でようやくF/A-18並みの6000時間。Su-27やMiG-29はF-15やF-16の4分の1くらいしか機体寿命がありません。だとすればいくら安くてもランニングコストで見れば高くつきます。ちなみにシナはロシア純正のターボファンエンジンではなくそれをパクったエンジンも開発していますが、エンジン寿命が短すぎて二線級の機体にしか搭載していないそうです。例えばWS-100は最初わずか30時間しかエンジン寿命が無かったと言われます。その後改良し1400時間まで伸ばしたそうですが、それでも短すぎます。

 ウクライナ戦争は欧米の厳しい経済制裁でロシアは厳しい状況に陥っていますが、シナも隠れた部分で苦境に立っているようですね。欧米の技術恐るべしというところでしょうか?

2022年3月21日 (月)

理想的陸上自衛隊戦闘序列

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 あくまで趣味の記事ですのでスルーお願いします。

 この前、航空自衛隊の飛行隊一覧を調べたので陸上自衛隊の師団・旅団一覧を書こうと思って調べたところ、あまりの貧弱さに書く気力が失せました。甲師団で9000名、乙師団で7000名いるはずが、ほとんどの師団が定数割れ、乙師団の7000名の定数すら満たさない部隊ばかりでした。こんなことではシナの侵略を防ぐことはできないと思い勝手ながらこれくらいは必要だろうと作成しました。

 本来第7師団は3個戦車連隊編制ですが、日本の戦車連隊は連隊という名の大隊ですので思い切って現代米軍並みの戦車44両定数の大隊にしました。偵察戦闘大隊は米陸軍でいう機甲偵察大隊のことですが、陸自はたった1個しかないのでこれも大増強しました。こちらは戦車27両定数です。これに加えてM3ブラッドレー騎兵戦闘車みたいなものの編入を想定しています。米軍のブラッドレーのM2歩兵戦闘車とM3騎兵戦闘車の違いが分からないんですが、ただ装備部隊の違いなんですかね?だとしたら89式装甲戦闘車でも良いような気がします。第7師団以外の偵察大隊は装輪装甲車でも可です。本州の師団の戦車大隊は16式機動戦闘車を戦車の代わりにしても良いかも?

 第7師団は44両×5+27両で計247両の戦車を保有します。これで米陸軍歩兵師団(という名の実質機甲師団)並みの戦車戦力になりますね♪一応師団は3個歩兵連隊、1個砲兵連隊基幹、旅団は2個歩兵連隊、1個砲兵大隊基幹にしています。第7師団以外は1個戦車大隊を有します。付け加えると第7師団の歩兵連隊は機械化歩兵連隊にすべきでIFV(歩兵戦闘車)装備にしてほしいですね。ないならAPC(装甲兵員輸送車)でも良いが…。

 師団定数を16000名にしたのは米軍の戦時編制21000名にするほど大規模なヘリ部隊を持っていないからです。これでも1師団辺り4個くらいは旅団戦闘団が出来ますよ♪あとは米軍並みに通信大隊、補給大隊など後方部隊も充実させてほしいですね。ヘリ部隊は別途空挺師団を創設してそこに集中配備した方が良いと思います。工兵連隊を入れ忘れましたが、当然全師団に編入すべきです。

 今考えたら最初から旅団戦闘団編制にすべきだったと気付きました。なるだけ原型を生かそうとして失敗しましたよ。ともかくここまで大増強する必要はないと思いますが、これくらいあるとシナは侵略する気が無くなると思いますけどね。

 皆さんの理想の陸自編制はどうですか?(笑)

2022年3月19日 (土)

航空自衛隊飛行隊一覧2022年

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 旧ヤフーブログ時代に2017年版を書いた記憶があるんですが、その後若干変動があったので2022年現在の航空自衛隊飛行隊一覧を載せておきます。大きな違いは三沢基地の飛行隊が最新鋭ステルス戦闘機のF-35A装備になったことと、百里基地の第501偵察飛行隊の廃止、美保基地に空中給油機装備の第405飛行隊の新設くらいでしょうか。

 細かいところでは、三沢基地第601飛行隊の早期警戒機が最新鋭のE-2Dアドバンスドホークアイになったこと。ただ全機機種変換はできてないと思うのでまだE-2Cホークアイは残っていると思います。

 百里基地の301、302飛行隊はF-4EJ改ファントムⅡがすべて退役しF-35Aに機種変換して三沢に行きました。代わりに三沢の第3飛行隊が百里に来た形です。ファントムが無くなったのは寂しいですが、マルチロール機のF-2が来たので関東の防空は万全です(笑)。理想的にはあと5個飛行隊くらいF-35A装備の飛行隊を増やしてほしいですけどね。そして残りのF-15J/DJ装備の飛行隊はF-3に変換。戦闘飛行隊は現在12個ですが、15個くらいに増やしてほしいですよ。20個でもよいくらい。

 百里と新田原(にゅうたばる)基地は航空機用掩体(バンカー)を大量に作り3個飛行隊くらいいても良いと思いますよ(収納できるかどうか分からないので勝手な想像ですが…)。そして有事には前線の基地に進出したり、宮中給油機を使って長距離作戦をする。防衛費を増額してE-767AWACSももっと増やすべきですね。現状の4機だとちょっと少なすぎる気もします。あとはアドバンスドホークアイの能力次第というところでしょうか。

 早期警戒管制機(AWACS)は今回のウクライナ戦争でも猛威を振るっていますから、日本上空の航空優勢を維持するには必須だと思うんですよ。日本政府は本気で国防に取り組んでもらいたいと強く願います。

2022年3月17日 (木)

ロシア軍の揚陸能力

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 最近、ウクライナ戦争を受けて、近い将来極東ロシア軍の北海道侵攻があるのではないかという論がネット上で散見されます。もちろん有事に備えることは必要ですので最悪を想定して準備しておくのは当然です。では現状、ロシア軍はどれくらいの揚陸能力があるのか気になり調べてみました。

 過去記事『アメリカ海兵隊の遠征規模』で紹介した通り米軍には平時でも1個海兵師団(戦時編制で2万1千人)を60日間作戦できる海兵遠征軍(MEF)があります。このMEFは海兵師団の他に固定翼機を150機、ヘリを150機という編制を持っており中小国なら殲滅できるくらいの戦力です。そして有事になったら軽く5個師団以上の兵力を集中できる膨大な数の強襲揚陸艦などの艦艇を持ちます。軍事超大国アメリカはあくまで例外で、これも過去記事で書いたと思いますが、シナ海軍は頑張っても1個師団(シナ陸軍編制では15000~16000人程度)を揚陸させるのがせいぜいです。

 ですから台湾海峡を渡る侵攻作戦は非常に難しいと思います。軍事に詳しくない方は大量の漁船に分散して押しかければよいという人も居ますが、ただ兵士だけを送り込んでも殲滅されるのがオチです。敵地に上陸する場合、まず上陸地点の航空優勢を獲得し、航空機の近接支援を受けながらの上陸が必要で、上陸部隊は早急に橋頭保を築かなければなりません。いったん橋頭保さえ築けば、その後の補給は一般商船でも可能ですが、その場合も本国と橋頭保の制海権、航空優勢を維持しなければ上陸部隊は補給が枯渇し全滅します。

 話を本題に戻し、極東ロシア軍、ロシア太平洋艦隊の揚陸能力を調べてみました。といってもあくまでネット上の情報なので間違っている可能性があります。その場合ご指摘下されば修正させていただきます。

 

 まずロシア軍の揚陸艦と言えば、ソ連時代からあるイワン・ロゴフ級ドック型揚陸艦が有名ですよね。満載排水量14000トン、戦車14両あるいは兵員520人を搭載でき、ホバークラフト2隻か小型揚陸艇1隻をドック内に収納しています。これが揚陸作戦の主力になるだろうと思い調べてみると2012年に老朽化で全艦退役していたみたいです。

 ということで、現在はより小型のロプーチャ級揚陸艦が主力です。これは28隻も建造され太平洋艦隊に何隻配備されているか分かりませんが、漫才排水量4080トンで詳細は変わりません。ただ小型なので他国の同クラスの揚陸艦から見て、兵員は多くても200人は超えないだろうと思います。戦車もおそらく10両未満。

 その他、イワン・グレン級揚陸艦を配備中ですが、まだ太平洋艦隊には来ていない可能性があります。4隻計画され2隻が就役、北方艦隊とバルト海艦隊に1隻ずつ配備されています。こちらは満載排水量6600トン。戦車なら13台、兵員ならIFV(歩兵戦闘車)+歩兵300人の搭載能力があります。

 もしロシアが北海道侵攻を本気で考え、イワン・グレン級2隻、ロプーチャ級を20隻くらい太平洋艦隊に集中したとすると、歩兵5千人程度の揚陸能力を持ちます。あとは武器弾薬を搭載した支援艦艇がどれくらいあるかですが、この程度なら北海道に駐屯する自衛隊だけでも対処できそうです。もちろん自衛隊は継戦能力が低いのでできるだけ早く米軍の支援が必要なのは言うまでも有りません。やっかいなのはシナの台湾侵攻とロシアの北海道侵攻が同時に起こった時。

 日米同盟が正常に機能した場合は米軍の支援が見込めますが、北海道と南西諸島に関しては自衛隊が主体で戦わなくてはなりません。バイデン政権のアフガニスタンやウクライナでの対応を見ると、武器弾薬と情報はくれるでしょうが、部隊の派遣は無いと考えたほうが良さそうです。その際日本国民の覚悟も必要ですよ。自分の国は自分たちで守るという気概がなければ滅びます。ウクライナ戦争でも分かったように日本国内にはロシアや特亜の工作員が山ほどいます。これらは有事にはテロを起こし日本の社会インフラを破壊しますよ。マスゴミも情報テロを起こすでしょう。

 日本を守るために早急に必要なのはスパイ防止法。売国奴を一掃し有事に邪魔させなくするのが第一です。その上で国を守るために国民一丸となって戦い抜く覚悟。これさえできれば日本は生き残れると確信します!

2022年3月 3日 (木)

現代戦の補給と大隊戦術グループ

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 今回の記事はちょっとマニアックになるので一般の方はスルーしてください。

 大隊戦術グループ(BTG Battalion Tactical Group)というのはロシア軍の戦術単位です。通常

1個自動車化狙撃大隊(3個狙撃中隊基幹、これに迫撃砲中隊が加わる)

1個戦車中隊

1個砲兵大隊(2個砲兵中隊基幹)

1個電子戦中隊

から成り、1000名前後の兵士で構成されます。

 ロシア軍は、ソ連時代の強大な師団編制とは違い重要拠点(北方領土など)以外ではよりコンパクトな旅団編制に移行しています。規模も当然縮小し、冷戦時代みたいな100個以上の師団でNATO軍を強襲するというような恐怖は無くなりました。従来の師団編制中心なのは超大国アメリカだけかもしれません。日本の陸上自衛隊も師団編制中心ですが実質は旅団規模ですしね。

 米軍が最小戦略単位の師団をいくつかに分割し旅団戦闘団として実際の戦闘に当たる様に、ロシア軍も旅団を分割しBTGが実戦を担います。今回のウクライナ戦争でもロシア軍は100個以上のBTGを集めたそうです。私は気づかなかったんですが、ネットを見ていると現在のロシアの苦戦はBTGが原因ではないかという指摘がありました。私もロシア軍の兵站能力には疑問があって継戦能力を疑っていたんですが、BTGそのものを原因だと断じたのは目からうろこでした。

 BTGそのものは規模の大小はあれ世界中の軍隊が採用している戦闘団編制の一つですが、あまりにも数が多くなりすぎると戦場の末端まで十分な補給が行き届かなくなるのです。ただでさえ膨大な物資を必要とする現代の軍隊ですから、それが戦線の広域に広がってしまっては収拾がつかなくなります。

 現代戦の要は情報と補給。ウクライナのような広大な戦場ではまず戦線の後方に一大補給拠点を設けなければなりません。本国からの物資はここに集積されます。そこから前線に届けるわけですが、鉄道が縦横に走っている国(フランスなどが代表)はともかく、それ以外は輸送トラックで運ばなければなりませんし、それ自体も燃料を喰います。

 超大国アメリカですら、第2次大戦時西部戦線であまりにも進撃しすぎてドイツ国境に辿り着くころには補給が追い付かなくなりました。その間隙を突いたのが有名なドイツ軍のバルジの戦い(アルデンヌ攻勢)で、楽勝ムードの連合軍に冷や水を浴びせました。湾岸戦争の時はその反省を生かし砂漠に一大補給拠点を設け戦線が拡大するにつれリレー方式で拠点を設けて行き物資を送ります。米陸軍第82空挺師団の主任務は対戦車攻撃よりはむしろ補給拠点の構築と防衛だったほどです。ところがイラク戦争の時はイラク軍を舐め切って補給基地が十分に機能できないときに急進撃しすぎてバクダッド進撃時に一時的に補給切れになる危機がありました。

 アメリカよりはるかに国力が劣るロシアは、補給の負担に耐えれるのか危惧されていました。戦争前、元自衛隊幹部の軍事評論家がこぞって開戦はないと言っていたのはまさに補給問題があったからでした。ロシアや特亜のスパイのような反日左翼連中とは一線を画すべきだと思います。ただ平時でも20万近い軍隊が国境沿いに張り付いていたらそれだけで膨大な物資を消費するので私はいずれ何らかの行動はすると思っていましたが。

 NATOも部隊を送ることはしなくても衛星情報とか偵察機情報はウクライナに提供しているでしょうから、ロシア軍の補給拠点はウクライナも把握していると思います。ウクライナ軍はロシア本土から補給拠点、補給拠点から前線に向かう補給部隊の車列をゲリラ的に襲えばよいだけなので戦いやすいでしょう。

 補給の負担を考えると米軍のような旅団戦闘団(規模は4500名から5000名弱)くらいが限界なのかもしれません。もっともこれは大戦争で国外遠征をする場合で、国土防衛戦ならそこまで心配する必要はないのでしょう。

2022年1月 5日 (水)

12式地対艦誘導弾能力向上型について その2

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 先日の記事以来12式地対艦誘導弾能力向上型の潜水艦搭載についていろいろ調べているんですが、防衛省が公表したイメージ画像通りだと米軍のLRASMに似ていますね。LRASMは米軍が現役のハープーン対艦ミサイルの代替として開発している新型長射程巡航ミサイルで対艦目標と地上目標どちらにも使える優れものです。LRASMは空中発射型で射程800㎞、水上艦発射型で射程560㎞あります。

 LRASMはB-1Bステルス戦略爆撃機用としては実戦配備されていると思います。F/A-18E/F用とF-35用の空中発射型がテスト中というニュースを聞いた記憶がありますがこれが現在実戦配備されているのかどうかは分かりません。水上艦発射型もすでに2013年にはMk.41VLSでの発射実験に成功しているのでハープーンと完全に置き換わるのも時間の問題だと思います。

 12式地対艦誘導弾能力向上型が目指すのは射程1500㎞。これがLRASMと同じサイズだとすると空中発射型と水上艦発射型は問題なく搭載できるでしょう。問題は潜水艦発射型で、この形状だと魚雷発射管からの発射は難しいと思います。VLSを乗せるとしてもESSM(発展型シースパロー)やVLA(垂直発射型アスロック)用の通常サイズではなく、より大型でSM-3やトマホークを撃てるストライクレングスが必要になります。

 私のイメージでは、12式を水上艦発射型にした17式艦対艦誘導弾を想像していました。これならサイズ次第ですがすくなくとも直径は35㎝なので余裕で海自潜水艦の533㎜魚雷発射管に収まります。17式をベースにしたらタクティカルトマホークの53.1㎝までは直径を拡大できます。

 もし日本政府が本気で潜水艦発射型の巡航ミサイルを開発するならLRASM型のステルス形状ではなく葉巻型のトマホークタイプにすべきです。こうなると空中・水上艦発射型と潜水艦発射型で二種類の形状にしなといけないので時間がかかりそうです。海上自衛隊は潜水艦用の対艦ミサイルとしてハープーンも搭載していますが、潜水艦乗りはハープーン発射に消極的だそうです。というのもハープーンは発射の際騒音が大きく遠くからでも簡単に対潜哨戒機から補足されます。シナやロシアの対潜哨戒機にどれほどの索敵能力があるか分かりませんが、生存性向上のためには潜水艦から巡航ミサイルを発射するのは最後の手段ということになりそうです。

 となると緊急性を考えればまず空中発射型と水上艦発射型を先に開発し、潜水艦発射型は後回しにしたほうがよさそうです。そして潜水艦発射型はステルス形状ではなくトマホークのような葉巻型ミサイルにすべきだと個人的には思います。

2022年1月 3日 (月)

ようやくまともになりつつある日本の国防、潜水艦発射巡航ミサイルに対する私見

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「敵基地攻撃」検討を本格化へ、ミサイル防衛の重層化図る…政府の国家安全保障戦略!


 日本政府は迫り来る危機に対し遅きに失しながらもようやくまともな国防戦略を検討し始めました。ただ時間が許すかどうかは非常に疑問です。敵が撃ってくるミサイルは核弾道ミサイルの他に核と通常弾頭の巡航ミサイル、最近は現在の防空システムでは物理的に迎撃不可能な極超音速ミサイルまで登場しました。

 まともな国防意識があるなら、専守防衛が第2次世界大戦の遺物で現代戦には全く通用しない化石のような概念だと理解できます。当時はミサイルもなく敵が上陸して初めて反撃できるという異常な概念ですから。本当に日本国民の命を守るなら敵がミサイル発射の兆候を見せたら即こちら側からミサイルを撃ち込んで破壊し発射させないことが重要です。これは国防の範疇です。実際は撃ち漏らしもあるでしょうから、日本に被害が生じたら何倍にも報復できる兵器も必要です。

 その意味では、潜水艦から発射する巡航ミサイルは必要だと思います。最悪の場合日本の自衛隊基地は敵の巡航ミサイル、極超音速ミサイルの飽和攻撃で一時的に使用不能に陥っているでしょうから。艦船も横須賀、呉、佐世保、舞鶴にミサイル攻撃を受けたら何隻稼働できるか疑問です。ですから、有事になる前に潜水艦隊は出港しておき、敵が攻撃したら報復できる体制作りが必要だと思います。

 日本政府は、この潜水艦発射型巡航ミサイルに12式地対艦誘導弾の長射程改良型を検討しています。現状12式は射程距離150㎞、改良型では1000㎞以上(1500㎞以上という話も)になるそうです。艦船発射型、航空機発射型、潜水艦発射型が開発中です。このうち、艦船型と航空機型は問題なくできると思います。

 問題は潜水艦発射型で、一部にはVLS(垂直発射装置)を設けるべきだという意見もありますが私個人的には反対です。即応性から行けばVLSであることが望ましいんですが、自衛隊潜水艦の主任務は敵潜水艦の補足、破壊です。日本の潜水艦は他国に比べ静粛性に優れ潜航深度も600m以上あると言われます。これは最高軍事機密の一つなので断言はできませんが、おそらく西側ではアメリカのシーウルフ級に匹敵するかそれ以上だという話もあります。

 ソ連の原潜に対抗するため最高の技術を結集したシーウルフ級は、コストが嵩みわずか3隻しか建造されませんでした。これではロスアンゼルス級を代替できませんから、より安価でそこそこの性能であるバージニア級を米海軍は採用しました。これも軍事機密なのではっきりとは言えませんが、バージニア級の潜航深度は488m、圧壊深度で590mだと言われています。攻撃型原潜でVLS搭載ならこれくらいで十分なんです。通常動力型潜水艦はせいぜい20ノットくらいですからね。

 バージニア級のVLSは12基。理論上12発の巡航ミサイルを同時発射できます。その他米海軍は弾道ミサイル潜水艦を改造した改良型オハイオ級も保有しており、なんと154発も巡航ミサイルをVLSに搭載しています。日本が原子力潜水艦を保有するなら話は別ですが、通常動力型潜水艦にVLSを搭載するとどうしても潜航深度、圧壊深度が落ちてしまいます。水圧に耐えられるようにVLSの発射口を強化したらその分重くなり船体構造そのものが変わります。通常動力型潜水艦とくに日本の潜水艦は潜航深度が命。だとしたらVLSではなく魚雷発射管から巡航ミサイルを発射できるようにすべきです。

 実は自衛隊の潜水艦も対艦ミサイルのハープーンを搭載しています。ハープーンの中には地上目標を攻撃できるものもあり自衛隊も導入するという話を聞いた記憶があります。その後どうなったのかは知りませんが…。12式改良型の潜水艦発射タイプがハープーンくらいのサイズで収まれば搭載できると思います。ハープーンから発展した長射程対艦巡航ミサイルLRASMのサイズが分かりませんでしたがどれくらい大きくなったんですかね?あまりハープーンとサイズが変わらないとすれば、12式改良の巡航ミサイルの魚雷発射管からの発射もできそうな気はするんです。

 韓国が通常動力型潜水艦にVLSを設けて巡航ミサイルを搭載しようとしていますが、通常動力型潜水艦の主任務を考えれば愚の骨頂だと思います。もっとも韓国は通常動力型潜水艦の潜航深度も低いと言われてますがね。結局は12式改良型のサイズ次第。533㎜発射管に収まるサイズなら海自潜水艦に搭載も可能だと思いますし、有効な報復手段になり得ます。新たにVLS搭載の潜水艦建造を検討するならアメリカからロスアンゼルス原潜の中古を買え!と言いたいですね。あるいはバージニア級を日本用にも建造してくれるよう頼むという手もありますが、時間がないのと米議会が認めるかどうかは疑問です。

 日本の国防の重要な問題ですから、12式改良型の巡航ミサイルがどうなるか非常に注目しています。

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