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カテゴリー「 軍事」の記事

2023年2月 1日 (水)

日本は本土決戦でどこまで戦えたか?

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 最近軍事に関して考えることが多いのですが、大東亜戦争末期日本は本土決戦でどこまで戦えたか興味を覚えました。アメリカを中心とする連合軍は、日本本土進攻作戦『ダウンフォール作戦』を計画していました。これは1945年11月に計画された九州上陸を目的とする『オリンピック作戦』、1946年春に予定された日本の中枢部関東地方を攻略するための『コロネット作戦』から成ります。

 オリンピック作戦に関しては以前書いたので過去記事『本土決戦IF 帝国陸軍は米上陸軍に痛撃を与えられるか?』をご参照下さい。ただし普通に戦ったらまず勝ち目がないので理想的展開をした場合のIFを想定しました。それですら米軍に痛撃を与えるものの最終的には押し切られるという結論でした。

 今回考察するのは関東地方侵攻作戦である『コロネット作戦』です。IFは一切なし。という事で身も蓋もない結論になるのは明らかですが、我慢してお付き合いください。

 コロネット作戦は海上予備も含めたら陸軍だけで25個師団が参加する大規模なものでした。ちなみにオリンピック作戦は14個師団、ノルマンディー上陸作戦時の米軍が22個師団(そのほか英軍などを合わせて39個師団)参加ですから、それに匹敵する大規模上陸作戦だったことが分かります。コロネット作戦は相模湾から侵攻する第8軍(11個師団基幹)、九十九里浜から上陸する第1軍(9個師団基幹)が先鋒でした。

 これに対し第一線で防御に当たるわが軍は、相模湾が第53軍(3個師団基幹)、九十九里浜防衛が第52軍(4個師団基幹)担当です。しかし精鋭ならともかく調べてみると絶望的な戦力でした。

 

 第52軍から見てみましょう。

◇第52軍

 近衛第3師団(近衛第2師団の留守部隊を基幹に編成。装備は劣悪で戦闘力は下の上)

 第147師団(昭和20年第一次兵備で動員された貼り付け師団。戦闘力は下の下)

 第152師団(同上)

 第234師団(第三次兵備で動員された貼り付け師団、戦闘力は下の下)

 

 次に第53軍

◇第53軍

 第84師団(昭和19年、第53師団の留守部隊を基幹に編成。戦闘力は中の下)

 第140師団(昭和20年第一次兵備で動員された貼り付け師団。戦闘力は下の下)

 第316師団(第三次兵備で動員された貼り付け師団、戦闘力は下の下)

 

と、絶望的な戦力でした。一応第53軍の戦略予備に機動打撃師団の第201師団、第52軍の戦略予備には第93師団が控えていましたが、これも戦闘力はせいぜい中の中くらいで、九州のように精鋭の第25師団のような歴戦の精鋭師団は皆無でした。相模湾、九十久里浜どちらにも援軍に行ける位置である栃木県佐野に虎の子の戦車第1師団もあることはありましたが、2個機甲師団を含む完全充足の米上陸軍相手に太刀打ちできなかったと思います。その前に、ノルマンディーのドイツ機甲部隊のように戦場に到達する前に連合軍の航空攻撃でぼろぼろになった可能性が高いです。

 房総方面は低いながら山塊があるので、沖縄や硫黄島のようにしっかり陣地構築していればある程度は抵抗できたかもしれませんが、相模湾の方は米機甲部隊の上陸を許したら終わりでしょうね。東京まで一気に突っ切られる可能性が高いです。おそらく当時の陸軍の作戦としては松代大本営まで米軍が到達する時間をできるだけ遅らせるのが目標だったと思いますが、そこに住んでいる住民にとってはたまったものではありませんでした。今のウクライナのように一般市民の犠牲者がどれほど出るか恐ろしくて想像もできません。

 実態を調べれば調べるほど、絶望的な結果にしかなりません。本土決戦にならなくて本当に良かったと個人的には思います。

2023年1月23日 (月)

大東亜戦争の厳しい現実

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 先日、ブックオフで『なぜ日本陸海軍は共に戦えなかったか』(藤井非三四著 光人社NF文庫)という本を買いました。ただでさえ不利な日本軍が、陸海軍の対立でさらにそれを増幅させるという負の連鎖をこれでもかと紹介した内容で読んでいて気分が滅入る本でした。すでに日露戦争の時からそれは始まっており、その時点でお腹いっぱいで読了するのが非常に苦痛だったというのが正直な感想です。

 とはいえ貴重な資料が載っており一読の価値はあります。どんな嫌な話でも現実を冷静に受け止め将来に生かすというのは大切な作業なのでしょう。その中の一つ、日本がアメリカを中心とする連合軍の通商破壊でどれだけ追い詰められていたかの資料が上です。

 一番上は日本が保有していた汽船(輸送船やタンカー、民間用の商船)の年ごとの推移。下は日本保有船舶の喪失量です。陸海軍とも開戦時が保有船舶はピークで、戦争が続くにつれ減る一方。それに比例して敵潜水艦や航空機によって喪失した船舶は増え続けています。最後の年の1945年の喪失量はたった8ヶ月弱で180万トン。これが一年続くと1944年の200万トンを軽く超えます。この状態だとどう足掻いても戦争に勝つことは不可能です。日本は艦船と共に輸送船、タンカーも最大限努力して建造していたはずですが、喪失量の方がはるかに多くじり貧になっていたのです。

 日本は自国で資源を自給できず海外からの輸入に頼る国ですからね。そういう脆弱性を地政学上常に持っている国という自覚を持つべきです。シーレーン防衛は日本の生命線です。だから台湾有事が日本有事に直結するんです。それにしても貴重な資料でした。

 

2023年1月21日 (土)

韓国K2戦車の防御力

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 今回書く内容はネットで拾った情報で自信ありません。ただ感心したので記事に書くことにしました。また韓国や韓国製兵器をディスるつもりは毛頭ありませんので悪しからず。

 ヤフー知恵袋で「韓国のK2戦車はSiC系複合装甲で防御力が高くないと言われるが本当か?」という質問がありました。それに対し回答者が

 

①SiC(炭化ケイ素)系セラミックス自体が弱いわけではない。

②セラミックスにはアルミナ、SiC、水酸化物系、窒化物系など様々な材料があるが、日独で複合装甲に使用しているのは酸化物系のアルミナ。

③日独の使用しているアルミナセラミックスの複合装甲は細かい六角形状に網目を造りそこにセラッミックスを封入した拘束セラミックス方式なので強靭。モース硬度で9(サファイアとかルビーに匹敵)。

④拘束セラミックスの技術を持っているのは日独など五か国のみ。

⑤とはいえSiC系だから弱いという事ではない。非拘束セラミックスだから被弾すると壊れる。拘束式ならその六角形の部分が部分的に破損するだけ。

⑥日独戦車の複合装甲は複数被弾を想定しているが、韓国のK2は最初の一発を防げれば良いという発想。

⑦これはドクトリン?の違いでだからK2が駄目というわけではない。

⑧ただ耐弾試験で噴出したセラミックス粉の量が尋常ではなかったので2弾目以降の被弾には複合装甲としての能力は無くなる。

 

と回答していて、なるほどと思いました。となるとポーランドがK2を導入してレオパルド2A4をウクライナに供与しようとしていますが、K2をそのままウクライナに渡してレオパルド2A4をドイツに頼んでA5以降の楔形装甲装備型に改修してもらう方が良いのでは?と個人的には思いました。ウクライナにとっては迷惑でしょうが…。

 だったらポーランドが一方的に損するだけなので、直接韓国がK2をウクライナに供与しなさいよという話ですわな。K2供与を西側陣営に残れるかどうかの踏み絵にしても良いくらい。

 以上、与太話でした(笑)。

2023年1月19日 (木)

世界の主要対戦車ミサイル一覧

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 軍事とか国防に関心の無い方にはチンプンカンプンだと思うのでスルー推奨です(笑)。

 最初にお断りしておきますが、貫徹力は軍事機密ではっきりした数値は公表されていません。あくまで暫定値です。特にウクライナ戦争で有名になったジャベリンなどはRHA換算で600㎜以上と書かれているので実際はどのくらいあるか分かりません。わが日本の01式もジャベリンと同等の威力とされているのでジャベリンが貫徹力1000㎜なら01式も1000㎜だろうという安易な想像です。

 現代戦車でRHA(均質圧延装甲)換算700㎜とか1000㎜の防御力というのはあくまで戦車の砲塔前面、車体前面の話ですので、ジャベリンや01式のようにトップアタックできる対戦車ミサイルは貫徹力がRHA換算で500㎜もあればほとんどの戦車を破壊できます。戦車の上面はそこまで防御力がないからです。

 これ以外にも数多くの対戦車ミサイルがありますが、資料が不足していたり調べるのが面倒くさくて割愛しました。フランスのERYXもジャベリンくらいの能力はあると思うんですが、これも分りませんでした。最低でもRHA換算800㎜の貫徹力はあると思うんですけどね。

 イスラエルのスパイクに関しては、歩兵が担ぐSRの数値が全く分かりませんでした。弾頭重量が9㎏くらいだから貫徹力は500㎜から600㎜くらいかなと勝手に考えています。たしかHEAT(成形炸薬弾)って、砲弾の直系が威力に比例するので厳密に計算したら分かると思うんですが…。

 HEATは開発初期で直径の2倍程度の威力、最近では直径の5~8倍の威力になるそうです。日本の01式軽対戦車誘導弾を例にとると直径が140㎜なので、8倍として貫徹力1120㎜になりますね。とするとSRAWも直径140㎜なので1120㎜、ERYXは136㎜なので貫徹力1088㎜になります。これはあくまで最大値で、もし5倍だと01式で700㎜という計算になります。スパイクもこの計算式で言うとMR、LRは直径130㎜なので5倍の威力とすると650㎜、8倍とすると1040㎜の貫徹力があることになります。ここでもSRの直系が不明なので暫定的な計算すらできません(苦笑)。

 数値はともかくとして、現代の対戦車ミサイルはこのくらいの威力があるという事です。

2023年1月17日 (火)

レオパルド2の防御力

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 最初にお断りしておきますが、この数値はあくまで暫定値です。というのも戦車の防御力は軍事機密で公表されていないからです。ただし2A3以前の数値は各資料でほぼ似通っているので一応信頼して良いと思います。逆に2A5以降の楔形装甲追加型は全く分かりませんでした。なのでなんと戦車戦ゲームの数値をそのまま載せました。ですから一番信用できません。

 という事で本題に入りますが、ウクライナ戦争をうけてウクライナにポーランドとスペインからレオパルド2A4を供与するという話が出てきました。ただ開発国ドイツの許可が要るそうでまだまだ不透明です。ドイツ自体はメルケル政権時代の狂った軍縮政策で主力戦車レオパルド2を輸出しまくり200両程度しか残っていません。ここからどこまで巻き返すかは分かりませんが、かつての戦車王国ドイツが復活するには時間がかかると思います。その上、ロシア敗退でウクライナ戦争が終わると危機は去ったという事で元の木阿弥になってしまう可能性大です。

 上の表の見方ですが、APFSDSというのは装弾頭付き翼安定徹甲弾のことで、発射すると弾芯(侵徹体)を包んでいるサボー(装弾筒)がパカっと割れ中身だけが飛んでいきます。侵徹体は細長い矢のような形ですが、敵戦車に命中すると120㎜(西側戦車の場合、ロシアは125㎜)の威力のまま侵徹体が体がぶつかるのでものすごい威力となります。所謂運動エネルギー弾です。

 一方HEATというのは成形炸薬弾です。ノイマン/モンロー効果を利用した砲弾です。防弾の先端部を漏斗状にへこませそこを金属(ライナー)で覆っています。敵戦車に命中すると砲弾のキャップが壊れ砲弾本体は圧力でユゴニオ限界を超えます。すると金属でも液状化に近い動きをし漏斗の中心に圧力が集中、メタルジェット(超高速噴射)が発生します。これが敵戦車の装甲を貫くのです。こちらは化学エネルギー弾です。

 しかしながら、上の表のAPFSDSは侵徹体にタングステンを使用している場合を想定していると思います。アメリカやロシアはより凶悪な重金属の劣化ウランを侵徹体に使用していますから威力は上がります。しかもいったん装甲を貫くと燃え上がり車内を放射能にまみれた炎で焼き尽くす極悪非道な砲弾です。砲塔の防御力もいくら中身が中空の楔形装甲とはいえ実際はもっと数値が上のはず。

 レオパルド2A4と2A5以降で車体前面防御力が変わらないのは楔形装甲は砲塔にしか使われていないからです。ただ、車体側にも追加装甲はしているはずで、実際はもっと大きい数値だと思います。実際の戦車戦では敵砲弾が砲塔に当たる確率が一番高く65%だと言われています。車体上面は30%、車体下面になると2%と極端に低くなります。しかも砲塔でも車体でも正面に当たる確率が一番高いですから戦車は車体正面、砲塔正面の装甲が一番厚いのです。

 ここまで書いていて説明していないことに気付きましたが、数値の単位は㎜です。そしてRHA(均質圧延装甲)換算ですから実際の装甲の厚さではありません。レオパルド2の装甲は日本の90式戦車、10式戦車と同様拘束式セラミックと鋼板を何層にも積み重ねた複合装甲だと言われています。

 ロシアのT-72、T-80、T-90が装備する2A46 51口径125㎜滑腔砲のAPFSDS劣化ウラン弾の侵徹力がRHA換算で600㎜と言われますから、理論上は砲塔正面ならばレオパルド2A4でも防げるという事です。最新のT-14が装備する2A82-1Mの威力は分からないので何とも言えませんが…。

 ちなみにロシアの125㎜滑腔砲より西側の120㎜滑腔砲の方の威力が高いのは侵徹体の長さを長くできるからです。ソ連/ロシア製戦車は車内が狭く砲弾もそれほど長くできないのだそうです。理論上侵徹体が長い方が高威力になります。

 あやふやな情報で申し訳ありませんが、ウクライナ戦争に投入されそうなレオパルド2A4がどんな戦車かという紹介の一環でした。

2022年9月25日 (日)

ウクライナに送る輸送トラックは何がふさわしいか?

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 私は一つの記事を書くとその関連項目にも興味が移るという悪い癖があります。前記事で日本もウクライナのために輸送トラックくらい援助すれば良いのでは?と書いたんですが、では何がふさわしいのか調べてみることにしました。とはいえ、私は車にもトラックにも全く詳しくないのであくまでネットで拾った程度の軽い情報です。間違っていることも多いと思いますので、お詳しい方がいらしたらご指摘お願いします。

 さて、援助するトラックで一番ふさわしいのは自衛隊が使用している輸送トラックをそのまま送ることです。現在陸上自衛隊が使用している最大のトラックは74式特大型トラック、通称7トントラックです。これは標準積載量7トン、最大10トンの積載量があります。とはいえ、自衛隊ですらぎりぎりの数で運用しているのでこれを供与することはできません。ではこれの民間バージョンである三菱ふそう・スーパーグレート(年代ごとに車種は変わっているが現在はこれ)はどうかと考えました。

 スーパーグレート単体の生産数は分からなかったんですが三菱ふそう全体のトラック生産数が年間だいたい3万台から4万台くらい。思ったより余裕がありませんね。日本の物流にも必要不可欠なので中古車もあまり余裕がなさそうです。では中古トラック全体ならどうか調べてみました。

 すると普通貨物車の中古登録車でだいたい17万台くらい、小型貨物車の中古で22万台くらいだそうです。この普通貨物車がどこまでを指すかは不明です。積載量2トンから6.5トンまでの中型貨物車のみなのか、それとも6.5トン以上の大型貨物車も含むのか?

 最悪軽トラでも助かるのでは?と素人考えで思いました。軽トラの積載量は350㎏。ちょっとした弾薬や81㎜中迫撃砲+砲弾くらいは運べると思います。81㎜中迫の重量は42㎏くらい。実は120㎜重迫撃砲も326㎏くらいなんでぎりぎり軽トラにも乗せらせそうな気はします。サイズは全く考えてません。ただ車載のままでは発射できないし、いったん降ろすことを考えると120㎜重迫は無理ですね。81㎜中迫ならもしかしたら車載のまま発射できるかもしれません。ここらあたりは軽トラの強度を知らないので何とも言えませんが…。牽引なら良いのか?ジープで105㎜軽榴弾砲くらいまでなら運べるそうだし…。もっともジープは4駆だから日本の軽トラとは違うけどね。

 結論として10トントラックはあまり援助できないが、中型、小型トラックの中古なら1万台くらいは供与できるかも?と思いました。焼け石に水かもしれませんが、ないよりはまし。もっとも泥濘期のウクライナの状況を知らないので一番理想的なのはドイツのウニモグのような4駆なんでしょうけど。というかドイツがウクライナにウニモグ援助しなさいよ!

 

※ちなみに、陸自の74式特大型トラックは4駆だそうです。ほかのスーパーグレートは違うみたい。

2022年9月19日 (月)

アメリカ陸軍の戦車保有定数

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 たまたま陸上自衛隊の各部隊戦車保有定数を調べていて、戦車中隊の保有定数が74式戦車以前は1個戦車小隊4両×4個+本部小隊2両で18両定数だったことを知りました。それが90式戦車になって3個小隊に減らされ14両定数になります。10式戦車になった時、一時は1個小隊3両に減らされたという話も聞きましたが、最近では90式戦車と同様1個小隊4両、戦車中隊で14両定数に戻ったそうで一安心です。

 陸上自衛隊は戦車連隊の下に大隊を挟まず中隊が直結する編制ですので、戦車連隊は5個戦車中隊で14×5の70両戦車を保有している事になります。第7師団は3個戦車連隊を持っています。ですから戦車総数は70×3で210両です。これはあくまで定数でどこまで充足しているかは分かりませんが…。

 そこで本題に入るのですが、米陸軍は機甲師団、騎兵師団、歩兵師団と一応の区分はありますが実質はすべて機甲師団です。一例をあげるとイラク戦争時の第4歩兵師団。この時同師団は44両定数の戦車大隊×5個と27両定数(他にM2/M3ブラッドレー歩兵戦闘車が多数)の機甲偵察大隊1個で247両の戦車を保有していました。これは日本唯一の機甲師団といわれる第7師団を遥かに凌ぐ強力な戦力です。米陸軍はこれを4個の旅団戦闘団に組み入れ、残りの旅団一つは攻撃ヘリ、汎用ヘリからなるヘリ強襲旅団を編成していました。

 現在では第4歩兵師団も若干減らして2個戦車大隊と1個機甲偵察大隊を一つの重旅団戦闘団(戦車定数115両)に纏めているようですが、おかげで第1機甲師団は元の強力な戦車戦力に戻ったようです(一時は他の師団に戦車大隊を抽出されていた)。2021年現在で6個戦車大隊と3個機甲偵察大隊でなんと345両の戦車保有定数があります。おそらく世界最強の機甲師団でしょう。

 日本の陸上自衛隊もせめて米軍並みに戦車戦力を充実させてほしいですね。第7師団は言うまでもなく、台湾有事を見越して西部方面隊も西部方面戦車隊に纏めるのではなく、昔のように第4師団、第8師団に1個ずつ戦車大隊を復活させてほしいと思います。米軍並みに戦車大隊定数を44両にして全体の部隊数を増やせば理想ですが。第7師団も5個戦車大隊というように。それ以外に16式機動戦闘車を主力とする機甲偵察大隊くらいは設けて欲しいですよ。米軍のように歩兵戦闘車(IFV)は要らないから装輪式の装甲兵員輸送車/装甲車で良いですから。これもストライカーのようにファミリー化した方が良いと思いますよ。あとはもっとヘリ戦力も拡充してほしいですね。

 ウクライナ戦争を受けて日本も現代戦の厳しい現実に目覚めるべきです。北海道と九州は戦車拡充、沖縄など離島には機動力のある16式機動戦闘車部隊が早く動ける態勢にしておくべきだと考えます。特亜と財務省に負けないでほしいと強く願います!

2022年6月11日 (土)

開戦前帝国陸軍飛行戦隊一覧

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 以前終戦前の陸軍航空隊飛行戦隊戦闘序列の記事を内地と外地に分けて書いた記憶があるんですが、今回は開戦前の戦闘序列です。とはいえ、1941年8月のデータなので12月8日の対米開戦までかなりの改編はあったと思います。というのもこのデータだと新鋭機の一式戦闘機「隼」はまだ飛行第64戦隊(有名な加藤隼戦闘機隊)しか配備されていません。分かっているだけでも64戦隊と同じく南方総軍第三飛行師団第三飛行団隷下の飛行第59戦隊も一式戦を装備(21機)していたはず。

 

 その他の戦闘飛行戦隊も急ピッチで九七式戦闘機から一式戦闘機に改編途中だったでしょう。そうでなければこんな状況で戦争を始めるのは無謀ですからね。一方海軍は、すでにこの段階で空母機動部隊の艦上戦闘機部隊の他に基地航空隊にも零式艦上戦闘機二一型を100機以上配備していたので本気度が違います。

 

 支那事変で、デビューしたばかりの零戦が武漢辺りまで駆り出されていたのは、当時の陸軍航空隊が心もとなかったからなんでしょうね。本来なら支那大陸は陸軍航空隊の担当でしょうから。隼ならともかく九七式戦ではフライングタイガース(義勇軍という名の米陸軍航空隊)のカーチスP-40あたりに対抗できなかったでしょう。爆撃機も海軍の一式陸攻、九六中攻に比べると九七重爆はどうしても見劣りしますね。といっても九九式襲撃機は優秀な機体だったらしく海軍の九九式艦上爆撃機と共に最良の急降下爆撃機だと言われたので、すべてが悪いというわけでもありません。九九双軽も双発の軽爆撃機としては抜群の運動性を誇りました。

 

 情報ソースは例によっていつもお世話になっている欧米の軍事サイトから。ただしリサーチミスはあるかもしれません。それにしても機数まで調べているんですから恐るべきリサーチ力だと感心せざるを得ません。部隊名は英文を翻訳したので間違っていたらごめんなさい。たぶん合っているとは思うけど…。機体も原文ではKi27としか書いていないので日本名に直しました。キ27(九七式戦)やキ43(一式戦)はすぐ分かるんですがね。Ki15とかとっさに言われても分りませんよ(苦笑)。ちなみにキ15は九七式司令部偵察機のことです。

 

 せっかく作ったので記事にしてみました♪

2022年6月 7日 (火)

現代戦闘機の機体寿命

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 ウクライナ戦争で当事者のロシアが困っているのは当然ですが、シナ人民解放軍とくに空軍が頭を抱えているそうです。というのも国産ジェットエンジンの信頼性が低いシナ空軍は、ロシア製ターボファンエンジンに頼り切っており、その供給が厳しくなっているそうなのです。

ロシアとしても、今ウクライナで戦っている最中なので自軍への供給が最優先でシナに輸出する余裕がなくなっていると言われます。もともとエンジン寿命が短いことで有名なロシア製戦闘機、そしてロシアの技術を流用(パクった)したシナ製戦闘機はエンジン寿命がさらに短いと言われます。ではどれくらいか調べてみました。といっても軍事機密の類なのであくまで概略です。

 例えばSu-27で採用されているリューリカAL-31は当初800時間しかなかったそうです。その後改良されて現在では1500時間から2000時間はもつそうですが、現代戦闘機は定期的にメンテナンスする必要がありオーバーホールが必須なのでエンジン寿命も含めた機体寿命がどれくらいか気になりました。

 Su-27は機体寿命も2000時間くらいだそうです。その発展型Su-35では6000時間に伸びたそうですから頑張りましたね。ウクライナ軍でも使用しているMiG-29はSu-27と同様2000時間。これに比べ欧米の現用戦闘機はどうなのでしょうか?

 F-15は各型ごとにP&Wやジェネラルダイナミックスなど使用エンジンは異なります。F-15C/DのP&W F100-PW-220エンジンだと10000時間あるそうです。ただ機体寿命そのものは8000時間くらいだと言われていましたが、最近の情報だとこれも10000時間以上に伸ばせることが分かったそうです。F-15は頑丈な機体で有名ですからね。

 F-16も同じく機体寿命8000時間くらい。F/A-18はちょっと劣って6000時間だと言われます。海上での運用が前提なのでいろいろ厳しい制約があるんでしょうかね?潮風も良くなさそうですし。F-22はなんと16000時間もあります。そして日本でも採用しているF-35は8000時間に戻っています。まあだいたい8000時間あれば合格点なのでしょう。

 こうしてみるとSu-35でようやくF/A-18並みの6000時間。Su-27やMiG-29はF-15やF-16の4分の1くらいしか機体寿命がありません。だとすればいくら安くてもランニングコストで見れば高くつきます。ちなみにシナはロシア純正のターボファンエンジンではなくそれをパクったエンジンも開発していますが、エンジン寿命が短すぎて二線級の機体にしか搭載していないそうです。例えばWS-100は最初わずか30時間しかエンジン寿命が無かったと言われます。その後改良し1400時間まで伸ばしたそうですが、それでも短すぎます。

 ウクライナ戦争は欧米の厳しい経済制裁でロシアは厳しい状況に陥っていますが、シナも隠れた部分で苦境に立っているようですね。欧米の技術恐るべしというところでしょうか?

2022年3月21日 (月)

理想的陸上自衛隊戦闘序列

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 あくまで趣味の記事ですのでスルーお願いします。

 この前、航空自衛隊の飛行隊一覧を調べたので陸上自衛隊の師団・旅団一覧を書こうと思って調べたところ、あまりの貧弱さに書く気力が失せました。甲師団で9000名、乙師団で7000名いるはずが、ほとんどの師団が定数割れ、乙師団の7000名の定数すら満たさない部隊ばかりでした。こんなことではシナの侵略を防ぐことはできないと思い勝手ながらこれくらいは必要だろうと作成しました。

 本来第7師団は3個戦車連隊編制ですが、日本の戦車連隊は連隊という名の大隊ですので思い切って現代米軍並みの戦車44両定数の大隊にしました。偵察戦闘大隊は米陸軍でいう機甲偵察大隊のことですが、陸自はたった1個しかないのでこれも大増強しました。こちらは戦車27両定数です。これに加えてM3ブラッドレー騎兵戦闘車みたいなものの編入を想定しています。米軍のブラッドレーのM2歩兵戦闘車とM3騎兵戦闘車の違いが分からないんですが、ただ装備部隊の違いなんですかね?だとしたら89式装甲戦闘車でも良いような気がします。第7師団以外の偵察大隊は装輪装甲車でも可です。本州の師団の戦車大隊は16式機動戦闘車を戦車の代わりにしても良いかも?

 第7師団は44両×5+27両で計247両の戦車を保有します。これで米陸軍歩兵師団(という名の実質機甲師団)並みの戦車戦力になりますね♪一応師団は3個歩兵連隊、1個砲兵連隊基幹、旅団は2個歩兵連隊、1個砲兵大隊基幹にしています。第7師団以外は1個戦車大隊を有します。付け加えると第7師団の歩兵連隊は機械化歩兵連隊にすべきでIFV(歩兵戦闘車)装備にしてほしいですね。ないならAPC(装甲兵員輸送車)でも良いが…。

 師団定数を16000名にしたのは米軍の戦時編制21000名にするほど大規模なヘリ部隊を持っていないからです。これでも1師団辺り4個くらいは旅団戦闘団が出来ますよ♪あとは米軍並みに通信大隊、補給大隊など後方部隊も充実させてほしいですね。ヘリ部隊は別途空挺師団を創設してそこに集中配備した方が良いと思います。工兵連隊を入れ忘れましたが、当然全師団に編入すべきです。

 今考えたら最初から旅団戦闘団編制にすべきだったと気付きました。なるだけ原型を生かそうとして失敗しましたよ。ともかくここまで大増強する必要はないと思いますが、これくらいあるとシナは侵略する気が無くなると思いますけどね。

 皆さんの理想の陸自編制はどうですか?(笑)

より以前の記事一覧